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2019年11月 5日 (火)

賀茂のみそぎ

賀茂のみそぎ

白洲正子の「私の古寺巡礼」(2000年4月、講談社)で「加茂のみそぎ」について次のように書いている。すなわち

『 平安朝の加茂のみそぎが、どのようなものであったか知る由もないが、別雷神は、その名のとおり雷神で、荒ぶる神であったから、舞台装置ははるかに大きく、野趣にとんだ神事ではなかったかと思う。神に対する信仰が薄れた今日、そういうものを望むのは無理な注文だが、地方の神事に比して、演出は巧くなっていても、全体にみてスケールが小さく、雛形化しているのは、公家の影響か、それとも都会に近すぎるためだろうか。たとえ雛形化していようと、加茂のみそぎは、一瞬私を、平安朝の昔に還してしてくれたことは事実で、心身ともに浄められたような気分になり、猛暑を迎えても一向に衰えないのは、やはり御利益があったのだろう。』・・・と。

白洲正子のいう加茂のみそぎ」とは上賀茂神社の夏越大祓のことである。したがって、上賀茂神社の説明をする中で、夏越大祓の説明をしたいと思う。

上賀茂神社: http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/kamigamojin.pdf

 

 

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