« 地方創生の成功のために(その7) | トップページ | 船岡山 »

2019年11月26日 (火)

シャングリラ(その12)

シャングリラ(その12)

第1章 シャングリラという所(その10)
第3節 松賛林寺(ソンツェリン寺)(その1)


松賛林寺は1674年に建てられた、雲南省で最大の、独特なチベット仏教寺院である。
「帰化寺」とも呼ばれ、シャングリラ町から約5キロ離れたところにある。1674年にダライラマ5世はこのお寺を「葛丹松賛林」と名づけた。「葛丹」とは黄帽派の祖である宗喀巴大師によって建てられた丹寺と関係がある ことを意味し、「松賛林」とは天界の神様が遊ぶ地を意味する。
ラサにあるポタラ宮を模しているため、「小布達拉宮」とも呼ばれている。
松賛林寺の写真:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan113.jpg

松賛林寺は、高い丘にあり、周囲には鬱蒼とした木々が広がり、清流が寺院近くを流れている。寺の中 央の一番高いところが、扎倉と吉康、二つの主な大殿である。
松賛林寺の大殿は、5階建てのチベット式建築で、主殿の上階には鍍金銅の瓦が敷いており、反りあ がった軒には獣物が掛けられ、大殿は仏教の吉祥数を表す108本の木柱によって支えられている。大殿は僧侶らが座禅をし、経を読むところで1600人を 収容できる。大殿の真正面には様々な仏像が祀られている。
寺の中には歴代の珍品、名品が数多く保存されている。有名なものとして、ダライラマ5世の時代の釈迦銅像や貝葉経、色とりどりの仏画、黄金、鎏金と銀製の香炉、万年灯などが挙げらる。
釈迦銅像:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan114.jpg

松賛林寺に行くと、僧侶の姿をよく見かける。日本にはない独特の風景だ。
子供の僧侶:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan115.jpg
青年の僧侶:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan116.jpg

松賛林寺で面白いのは、年に一度行われるチベット仏教のお祭「グストル(格冬節)」である。厳しい寒さをものともせず、多くの巡礼者が僧侶たちの行う仮面舞踏を見るために、集まってくる。

 集まった人々:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan117.jpg
 仮面舞踏:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan118.jpg


中国雲南省と四川省の境界付近で2013年に起きた地震で、ソンツェリン寺では僧侶らが祈りを捧げていた。

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan119.jpg

 

 

« 地方創生の成功のために(その7) | トップページ | 船岡山 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 地方創生の成功のために(その7) | トップページ | 船岡山 »