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2019年4月16日 (火)

モンゴルについて

モンゴルについて


馬を駆って遊牧に生きるモンゴル牧畜民の馬への思いは、私たちの想像をはるかに越えた深いものがあるようだ。馬は騎馬民族としてのかれらの誇りであり、心の安らぎでさえある。「モンゴル人は馬上で育つ」といい、「モンゴル人の足は四本」といったりする。そんなことわざを生む世界、馬とモンゴル人の生活は切っても切り離せない。モンゴル人はどこへ出かけるにも、まるで下駄でも引っ掛けるような気安さで馬に乗る。それは昔も今も少しも変わらない風景、首都ウランバートルを一歩出ると、今でもそこはもう騎馬の世界、十三世紀にはそれでヨーロッパまで馳せてしまったわけだ。
 馬はモンゴルの家畜の中でも、実質的価値のほかに装飾的な、社会的地位の象徴的な性質を強く持った家畜として考えられている。そこで駿馬に跨り、草原を自由に疾駆することは、モンゴルの牧畜民にとっての最大の誇りとなる。
モンゴルの特徴は、「モンゴル人は馬上で育つ」という騎馬民族であるというところにあり、それが故にチンギスハーンによるモンゴル大帝国も誕生し得たのである。


最近モンゴルに行った人の話では、日本の大相撲がモンゴルでも大人気で、次のように述べていた。すなわち、

『 カフェや定食屋、小さな売店など、のぞいた全ての店のテレビから流れているのは、日本の「大相撲」の名古屋場所の中継だったのだ。タクシーのカーラジオも大相撲。モンゴル語なので理解できないが、節々に力士の名前や「ヨリキリ」「マワシ」「モロザシ」などの相撲用語が、日本語の発音そのままで聞こえてくる。

現地で生活する日本人に聞くと、ウランバートルのテレビ局6社のうち4社が日本の大相撲の生中継を一斉に流しているという。

大草原のゲルの中には小さなテレビがあり、ここでも日本の大相撲の中継に家族が一喜一憂している。こんな大草原のど真ん中で、日本の大相撲のテレビ中継を見ることになるとは・・・。日本人にとってモンゴルは「近くて遠い国」だが、モンゴル人にとっては、本場所中の日本は「毎日、目が離せない国」のようである。』・・・と。

ルールは違うが、日本とモンゴルに相撲という共通点があることは、両国の親善のためには、いい材料である。日本の大相撲で大活躍する白鵬や鶴竜の他モンゴルの力士に拍手を送りたい。

日本とモンゴルとの共通点は、人類学的に見て、ともにモンゴロイであるという点がある。

 

私は、モンゴルの友人・ユンデンのお陰で、まことに得難い旅をした。この論文では、モンゴルとの友好親善を願いながら、私の旅日記を中心にモンゴルとはどういう国なのか、できる鍵の説明をした。


http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/mongoruni.pdf

 

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