« 祇園小唄 | トップページ | 2050年の中国(その7) »

2019年1月12日 (土)

瑞穂の国

瑞穂の国・日本
みずみずしく美味しい稲が多く取れることから日本は瑞穂の国とよばれる。風土に根ざした歴史的な呼び名である。
米は、世界的にあちこちで作られているが、日本の米はみずみずしく美味しい。しかし、日本の国が瑞穂の国と呼ばれる所以は、日本の米がみずみずしく美味しいというわけではなく、歴史的に天皇を中心として稲作の儀式が行われてきたし、民俗的に田の神が祀られ祭りが行われてきた。そのような国は世界どこにもない。
日本では、奈良時代、律令国家が成立した頃から、著名な神社を中心に稲作が奨励され、稲の神霊の宿った種(もみ)が神社から配られ、秋に実った初穂が神社に奉納された。
やがて、神宮寺が建てられ神仏習合の時代になると、そういう形態の稲作は無くなってしまうのだが、現在なお宮中や伊勢神宮などでは、稲作の儀式が行われている。豊作を祈願し、秋の収穫に感謝するという儀式、それは神の国・日本ならではのことであろう。


コメント
私たちも天皇に倣って、田舎に出かけて田植えや稲刈りの体験をすると良い。それは神との交歓であり、同時に田舎の地域再生のためでもある。

« 祇園小唄 | トップページ | 2050年の中国(その7) »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 瑞穂の国:

« 祇園小唄 | トップページ | 2050年の中国(その7) »