« 地域再生イタリアに学ぶ(その6) | トップページ | 地域再生イタリアに学ぶ(その7) »

2018年9月 5日 (水)

習近平の思想と知恵(その8)

習近平の思想と知恵(その8)

中国の自信・・・路線・理論・制度における自信をしっかり持つ

2013年3月、モスクワ国際関係学院での講話

我々は、各国とその人民がともにその尊厳を尊重されるべきことを主張する。大小・強弱・貧富に関わりなく、国家は一律平等であり、各国人民が自主的に発展の道を選ぶ権利を尊重し、他国の内政に干渉することに反対し、国際的な公正正義を擁護しなければならない。「鞋子合不合脚、自己穿了才知道」(靴が足に合うか合わないかは、自分で履いてみなければわからない)。国家の発展の道筋が適当であるかどうかは、その国の人民でなければ発言権がない。

この講話について、「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)では、次のように述べている。

「鞋子合不合脚、自己穿了才知道」、この諺は庶民が実生活の中で悟った、靴と足の合う合わないに関する経験である。靴と足の合う合わないはとても大事で、それは履いた人にしかわからず、本人の意見が最も尊重されなければならない。

習近平が国際交流の場でこの諺を引用するのは、世界に対し、中国の発展には自分なりの選択と道筋があり、中国人民が十分賢いことを告げようとしているのである。自分で選択し、自分で歩んだその結果は、中国人でなければ評価不能である。「鞋子合不合脚、自己穿了才知道」、この知らぬ者がない素朴な諺は、ある国家の発展の道筋が適切か否かは、その国の人民の意見が最も尊重されなければならないという深遠な道理を示している。

中国独自の社会主義の道に対する新中央指導者たちの泰然自若として自信であり、中国独自の社会主義の道に対する我が中国共産党の路線・理論・制度における自信であり、世界に向けて確固たる「中華の声」を発信しているのである。

「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)の記述は以上であるが、習近平ならびに中央指導者たちの自信というのは過信ではないのか? 国民の民主化に対する要求の高まりにより中国共産党の一党独裁体制はいずれ崩壊するのではないか? 世界にはそんな意見を持つ人も少なくない。世界には、中国共産党の一党独裁体制は今後10~15年で崩壊する可能性が高いとの予測をする中国問題専門家もいる( https://www.news-postseven.com/archives/20140426_252659.html  )。しかし、私は民主主義国家がいい政治体制だとは思わない。

私の「反民主主義論」: http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/hanminsyu.pdf

私のこのような「反民主主義論」を唱える外国人がいることを習近平や中央指導者たちに知っていてもらいたい。中国がその歴史と文化に根ざした素晴らしい国であると思っている外国人がいることを知っていてもらいたい。いや、習近平や中央指導者たちだけではない。日本人も、中国がそのような素晴らしい「中華の国」であることを理解して、中国との友好親善を図ってもらいたい。日本政府も中国にできる限りの支援をすべきである。


« 地域再生イタリアに学ぶ(その6) | トップページ | 地域再生イタリアに学ぶ(その7) »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1117507/74157425

この記事へのトラックバック一覧です: 習近平の思想と知恵(その8):

« 地域再生イタリアに学ぶ(その6) | トップページ | 地域再生イタリアに学ぶ(その7) »