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2018年9月 9日 (日)

習近平の思想と知恵(その10)

習近平の思想と知恵(その10)

末端党員の役割・・・末端のサポート力と管理能力を高める


2014年3月、全国両会(全人民と政治協商会議)上海代表団の討議における講話

「基礎不牢、地動山揺」(基礎が弱ければ大地も揺らぐ)。治安対策の重心は都市や農村の社区(地域コミュニティ)に置くべきで、社区へのサポートと管理能力が強化されれば、社区は内実を伴ったものとなる。我が国の真の安定は、我が第一線の同志の肩にかかっている。


「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)では、次のように述べている。

第一線で活動する党員と管理幹部は大衆とじかに接しており、大衆に党の政策を理解させる伝道者であり、党の方針・政策を貫徹実行する実践者であり、さらにその基礎を固める当事者である。彼らの印象の良し悪しは、党と国家のイメージに直接的な影響を及ぼす。「民為邦本、本固邦寧」(民は国の本であり、本がしっかりすれば国は安定する)と古人は喝破している。
末端の党員と管理幹部が大衆工作をしっかり行うには、思いやり、立場、利益の三位一体問題をきちんと解決しなければならない。

第一は思いやりである。大衆への思いやりを常に育てていこうとするなら、その気持ちを胸に刻んで任務に励み、大衆が気にかけ、切迫し、困惑し、願っていることに対処すべきで、そうしなければ、末端の業務を首尾よく行うことはできない。

第二に大衆の立場である。党の結成は公(おおやけ)の為、政(まつりごと)は民のため、という姿勢を堅持することは、大衆工作を行う上で終始踏みしめる政治的立脚点である。大衆という観点を堅持し、大衆路線をきちんと歩めば、いかなる困難があろうと大衆工作に悩むことはない。

第三に大衆の利益である。すなわち、大衆の利益をしっかり実現し、擁護し、育むことである。改革を深め、発展を促し、安定を保つには大衆の利益を大事にしなければならない。常に大衆、とりわけ貧困大衆の苦しみを忘れず、内容の伴う具体的な仕事に一層励み、より多くの困難を解決しなければならない。

「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)の記述は以上であるが、ヨーロッパやアメリカや日本などの民主主義国家と比べて、中国の末端党員の役割
はなんと幅が広いことかと思った。例えば、日本の場合、自民党の党員は常に選挙のことを考え、そのための活動をしているが、「民生委員」のような仕事はやっていない。ヨーロッパやアメリカでもそうだろう。しかし、中国では、「末端党員は、貧困大衆の苦しみを忘れず、内容の伴う具体的な仕事に一層励まなければならない」とされているのである。

末端党員は、習近平ならびに党幹部と価値観を共有して、一般大衆とのコミュニケーションに努め、一般大衆の幸せに努力するだけでなく、一般大衆が国の発展のために努力するよう仕向けているのである。

末端党員がそういう役割を担っているからこそ、中国は理想に向かって発展しているのだ。


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