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2017年12月 7日 (木)

沖縄の歴史(その19)

沖縄の歴史(その19)

第5章 琉球が日本国に併合されるまでの経緯(その4)
第1節 琉球藩の設置(その4)

1874年5月、西郷従道は、徴兵による鎮台兵と九州各地の士族などによる3658人で長崎から出兵した。
 日本軍は恒春近くに上陸し3方向から進軍し、圧倒的な兵器により次々と集落を焼き払い、族長ら12人を捕らえ、戦いは20日間余りで終わった。戦死者は12名だったが、マラリアにより561名が死んだ。

1874年9月、大久保は自ら北京に赴き、イギリス大使の仲介も得て、次の互換条約の締結に至った。

① 清は日本の台湾出兵を、日本国属民の保民の義挙と認める(琉球を日本のものであると認めたことになる)
② 清は賠償金50万両支払う(日本の戦費はその10倍だった)
③ 清は台湾の「生蕃」を検束し、今後害をなさないようにする
④ 日本軍は12月20日までに撤兵する

これにより、琉球王国を日本が併合することに大きく近づいたのである。この互換条約は、清朝から勝ち取った外交上の大きな成果であった。


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