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2017年3月11日 (土)

地蔵信仰(その8)

地蔵信仰(その8)

第3章 峠などに祀られているお地蔵(その2)

道祖神に関して、ウィキペディアでは、『 平安時代の『和名抄』にはすでに「道祖」という言葉が出てきており、そこでは「さへのかみ(塞の神)」という音があてられている。すなわち、外部からの侵入者を防ぐ神であった』と説明されている。

また、「境の神」に関して、世界大百科事典 第2版の解説では、『サエノカミ(塞の神),ドウロクジン(道陸神)、フナドガミ(岐神)などとも呼ばれ、村の境域に置かれて外部から侵入する邪霊,悪鬼,疫神などをさえぎったり、はねかえそうとする民俗神である。陰陽石や丸石などの自然石をまつったものから,男女二神の結び合う姿を彫り込んだもの(双体道祖神)まで,この神の表徴は多様である。』と説明されている。

さて、「くなどの神」に関して、ウィキペディアでは、『平安後期以降では仏教の説く六道輪廻の概念から生じた末法思想を背景に、六道に迷った衆生を救う地蔵菩薩信仰が民間で盛んとなり、岐(くまど)の神として六地蔵が置かれるようにもなった。』と説明されているが、ここで疑問が生じてくる。岐(くまど)の神や境の神は、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神であるから、本来、恐ろしい威力を持った神でなければならない筈であるのに、何故、六地蔵が置かれるようにもなったか?




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