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2017年2月 8日 (水)

白山信仰(その10)

白山信仰(その10)

白山信仰については、四つの段階があった。第1段階は磐座(いわくら)・磐境(いわさか)に対して祭祀を行った縄文時代の信仰、第2段階はシラ信仰、第3段階は菊理媛(くくりひめ)信仰、第4段階は現在の白山(はくさん)信仰の段階である。磐座(いわくら)・磐境(いわさか)に対して祭祀を行った縄文時代の信仰とシラ信仰は、どこが中心という訳のものでなく、全国的に行われた信仰である。一方、菊理媛(くくりひめ)信仰と白山(はくさん)信仰は白山を中心に行われている信仰であり、例えば、他の地域でも 菊理媛(くくりひめ)が祀られている祠や神社があるが、その祭神は白山の 菊理媛(くくりひめ)である。

「シラ信仰」は全国的な信仰であり、その典型的な例として、① 沖縄や伊豆諸島に伝わる「シラの神」、② 奥三河の花祭り、③ 立山芦峅寺の布橋灌頂、④ 遠山郷の霜月祭りなどがある。これらについては、それぞれホームページを作ったので、それを次ぎに紹介しておきたい。私の力作であるので、是非、じっくりご覧いただきたい。

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/okiizusira.pdf
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/okumikawa.pdf
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/asikurajino.pdf
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/simotukima.pdf

「シラ信仰」が全国的な信仰だとすれば、白山地方にそれが残っていても不思議ではない。私は、 美濃馬場・長滝白山神社の「花奪祭(はなばいまつり)」がそうであると考えている。

では、 美濃馬場・長滝白山神社の「花奪祭(はなばいまつり)」の様子を次のYouTubeでご覧いただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=MP9CuH5hXzA

神社の拝殿の前に、白蓋(びゃっかい)を飾った聖なる「奥の空間」(シラ空間)が作られ、花祭りの神事が行われるのである。その点、遠山郷の霜月祭りと同じである。シラ祭りなのである。上述したように、白洲正子も、「花奪祭(はなばいまつり)は古代の花祭り、稲の花をかたどって、豊作を祈る行事」だと言っているが、まさにこれは稲の豊作を祈る花祭りである。美濃馬場・長滝白山神社にもシラ信仰の形態が今なお残っている。
私はそう思うのである。
全国の白山神社には、白山(はくさん)神社と白山(しらやま)神社の2系統がある。白山(しらやま)神社は、古代のシラ信仰と繋がっている。

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