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2016年11月10日 (木)

天皇(その4)

天皇に関する国民感情その4

「平成・美しい日本を護る会のブログ」その2

戦後の学校教育の問題は3つあると思います。1つは学習指導要領において「天皇」に関する要求項目が少ないこと、2つに教科書会社の天皇軽視の軽い取り扱い、3つに左翼日教組教師による反天皇教育があることです。

●1.学習指導要領における天皇に関する要求事項
・中学校学習指導要領
《歴史的分野》
 (2)項「古代までの日本」のイ項に次の記述があるだけです。
 「律令国家の確立に至るまでの過程,摂関政治などを通して,大陸の文物や制度を積極的に取り入れながら国家の仕組みが整えられ,その後,『天皇や貴族の政治が展開したこと』を理解させる。」

《公民的分野》
(3)項「私たちと政治」のア項「人間の尊重と日本国憲法の基本的原則」
 「人間の尊重についての考え方を,基本的人権を中心に深めさせ,法の意義を理解させるとともに,民主的な社会生活を営むためには,法に基づく政治が大切であることを理解させ,我が国の政治が日本国憲法に基づいて行われていることの意義について考えさせる。また,日本国憲法が基本的人権の尊重,国民主権及び平和主義を基本的原則としていることについての理解を深め,『日本国及び日本国民統合の象徴としての天皇の地位と天皇の国事に関する行為について』理解させる」。

・高等学校学習指導要領
《地理・歴史→日本史分野》
 天皇に関する項目はありません。

《公民→現代社会→(2)項「現代社会と人間としての在り方生き方」分野》のイ項「現代の民主政治と政治参加の意義」
 「基本的人権の保障,国民主権,平和主義と我が国の安全について理解を深めさせ,『天皇の地位と役割』,議会制民主主義と権力分立など日本国憲法に定める政治の在り方について国民生活とのかかわりから認識を深めさせるとともに,民主政治における個人と国家について考察させ,政治参加の重要性と民主社会において自ら生きる倫理について自覚を深めさせる。」

《公民→政治・経済→(1)「現代の政治」分野》のア項「民主政治の基本原理と日本国憲法」
 「日本国憲法における基本的人権の尊重,国民主権,『天皇の地位と役割』,国会,内閣,裁判所などの政治機構を概観させるとともに,政治と法の意義と機能,基本的人権の保障と法の支配,権利と義務の関係,議会制民主主義,地方自治などについて理解させ,民主政治の本質や現代政治の特質について把握させ,政党政治や選挙などに着目して,望ましい政治の在り方及び主権者としての政治参加の在り方について考察させる。」

 以上に見るように、特に下記事項などのが明確に要求されていません。「無関心」から「尊敬」へ更に「尊崇」へ至るには何が必要が検討し、学習指導要領で明記すべきと思います。
(1)我が国の歴史の中で、国家の精神的中心であり続けた天皇について
(2)歴史の局面で果たされた役割について
(3)現行憲法においても、実質としては「元首」であることと政治的権威としての説明。ちなみに昭和37年度から46年度までの帝国書院の教科書は「君主」と記していた。



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