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2016年9月 5日 (月)

中国伝統文化(その6)

中国伝統文化を考える旅(その6)

第1章 道教文化(その3)
第2節 道教の霊符(その2)

「増補改訂 霊符全書 」  によると、
道教の霊符は、伝説的には太上老君や黄帝に始まる。古くは後漢末期の道士張角の始めた教団・太平道が、符水(水に霊符を浮かべたもの)を服用させる医療を行って人々の信頼を得た。また、道教の大きな要素となっている方術(神仙の使う術)を集大成し、煉丹術を唱えた東晋(265~420年)初期の道士・葛洪は、その著書であり、道教の経典ともなっている「抱朴子」に「太上老君入山符」など数十に上る霊符の名称を載せ、その効用を述べている。
道教の霊符を仔細に見ていくと、その中に日・月・星を象徴したものや、山岳・大河・風雨雷電などを意味するものが見受けられる。道教の霊符は、祈雨などで霊験があったということであろう。
やはり道教の経典である「太上老君説益神符妙教」には、太上老君の言葉が紹介されている。それによると、道教の霊符とは、太古の虚無の中から出現し、これが天地を生み出し。今なお「道(タオ)」とともにあるという。そして、これをもつ者は災いが消え、真の道を得、その身は天にある神仙の都に昇ることができるとも記されている。
以上のように、道教の霊符というものは誠に霊験あらたかなものであったらしい。

林霊素が「震沛法」(雨を降らせる法)に用いたといわれる2種類の符:

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/tabi02.gif

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/tabi03.gif

( http://www2s.biglobe.ne.jp/~xianxue/DandX/DandX2-6.htm による)







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