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2016年9月 2日 (金)

中国伝統文化(その3)

中国伝統文化を考える旅(その3)
はじめに(その3)

さて、中国の伝統文化として忘れてならない一つに道教文化がある。 晏嬰が面白いと同じように、道教も面白い。こだわりがないからだ。日本の宗教は神仏習合の歴史を持っているが、道教は、老子の教えを基軸に、老子の教えと孔子の教えと仙人の教えという三つの教えが習合しながら発達してきたものである。

仙人(せんにん)は、中国の道教において、仙境にて暮らし、仙術をあやつり、不老不死を得た人を指す。羽人、僊人ともいう。道教の不滅の真理である、道(タオ)を体現した人とされる。仙人になるために修行をする者は「道士」(羽士)「方士」と呼ばれる。後世専ら、道士は道教修行者一般をさした。

仙人になるために修行方法には呼吸法や歩行法、食事の選び方、住居の定め方、房中術までさまざまな方法がある。 また派によっては呪符や呪文を用いることもあった。
内丹術は唐末の五代十国時代に隆盛し、その成立と言われる『鍾呂伝道集』や『霊宝畢法』の出現をもってひとつの完成形が示され、北宋の時代に著された『悟真篇』によって大成した。そして、南宋の時代以降にもさらに発展していったのである。そして、その内丹術は、出家主義をとる全真教に取り入れられ、道観(道教寺院)のなかで「口伝」によって受け継がれてきた。現在では種々の修法があり、およそ700の流派があるともいわれる。
山東省青島市にある崂山太清宮 は、「道教全真天下第二の叢林」とも呼ばれ、最近、近くに「中国崂山道家文化館」が完成した。 展示のなかには、『道家霊符全集』などの貴重な道家文献資料が含まれている。 同館は、道教文化およびその発展史に対し系統的な整理、展示を行った初の文化館である。

それでは、以下において、道教文化について勉強するとともに、 天命政治の成功のために今後何が必要かを私なりに考えてみたい。それが、中国伝統文化を考える私の旅である。


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