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2016年6月 8日 (水)

日中友好親善(その3)

日中友好親善(その3)
はじめに(その3)
この論文では、中国に対する思いを存分に書いたので、以下において、私がアメリカをどう見ているか、少し述べておきたい。
 アメリカは自由の国家であるし、また多民族国家でもある。アメリカのなかにはさまざまな人がいて、 ハト派というか穏健派も少なくないらしい。世界各国にいる親米派とのネットワークによって、アメリカを変えていこうという動きもあるらしい。そういう人た ちはどのようなアメリカを目指しているのか。そこが問題だが、浅海保の著『アメリカ、多数派なき未来』(二〇〇二年・ETT出版)によれば、目標は「価値 観の多様化(ダイバーシティー)」だそうだ。いろんな価値観を許容する、いわゆるダイバーシティー国家を理想とする人たちが少なくないということらしい。
 ダイバーシティー国家はサラダボウル国家ともいう。サラダボウルはいろんなものが混じりあっている という意味である。そういう価値観の多様化した国家に変えていこうと考えている穏健派がいるということは、アメリカの将来に希望が持てる。世界各国にいる 親米派とのネットワークによって、アメリカを変えていこうというアメリカ内部の動きに希望を持とう。
 アメリカは偉大な国である。オバマ大 統領の誕生ひとつとっても、アメリカの政治的ダイナミズムはすごい。では、アメリカの偉大さの秘密はどこにあるのか。アメリカの偉大なところは、もちろん デモクラシーに起因しているが、その源泉は地域コミュニティにある。ボトムにおけるコミュニケーションがすごい。アメリカの偉大さの秘密、それはダイバー シティであり、タウンシップである。

中国もこの論文で縷々述べているように、素晴らしい国である。日中友好親善を願う私の気持ちは非常に強い。私たち日本人は、三国志などの多くの歴史小説を読んで、中国の英雄豪傑に憧れを持っているし、そういう歴史も知っている。また、中国の童話や伝説を書いた本も多いので、何となく中国に足して親しみを持っている。中国を起源とする文化もかなり日本化されいるとはいえ、中国伝来文化が今なお私たちの身の回りに息づいている。アメリカ人では到底理解し得ないことも私たち日本人なら理解できることが多いだろう。したがって、日本は、これから、世界の強国アメリカと中国の掛橋になり得る。いや、そうしなければならないのである。

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