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2016年6月 9日 (木)

日中友好親善(その4)

日中友好親善(その4)
靖国問題
これから長期的に見て、世界平和のため日本がやるべきもっとも基本的なことは、日米同盟を基軸にしながらも中国との友好親善を図ることである。真の日中友好親善のためにこれだけのことは是非日本人に知っておいて欲しいというものを取りまとめた「日中友好親善のために」という私の論文があるが、ここではその一部を紹介しておきたい。

日本国民統合の象徴である天皇が靖国神社に参拝されない、このことは由々しきことであると私は思う。政治家にはこの由々しき事態を真剣に考えてもらいたいのだ。中国がどうのこうのということではなく、公式参拝などとんでもないことである。さらに私は、国会議員の靖国参拝すら大いに問題があると考えている。天皇が参拝されないのに何故国会議員が参拝するのか? 
私の感覚から言えば、国会議員はできるだけ早く天皇が靖国参拝できるような状況を作るべく努力すべきであって、今の状況下で靖国参拝をするなどとんでもないことである。
それでは、どのようにして天皇が靖国参拝できるような状況を作ればいいのか? それが靖国問題の核心である。天皇が靖国参拝できるような状況を作る努力を国会議員にはしてほしい。
天皇は「日本の歴史と伝統文化」の象徴である。その天皇が靖国参拝をされないのであるから、靖国神社は「日本の歴史と伝統文化」にそぐわない異質のものである、ということだ。だから、天皇が靖国参拝できるような状況を作るためには、少なくとも、天皇が象徴天皇になられた武家社会から始めて、明治以降の国家体制のどこに問題があったのかを明らかにしなければならない。私は、明治以降の国家体制の中で最大の問題は、「枢密院」の存在であったと考えている。靖国問題については、「枢密院」についての勉強から始めて、明治以降の歴史的な動きに関して正しい歴史観を構築しなければならないと思う。国民の共通感覚としての明治以降の歴史認識を確立しない限り、靖国問題は解決しない。

以上のような考えから書いたのが「日中友好親善のために」という私の論文の前編第1章の「靖国問題」である。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/zenpen1.pdf

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