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2016年6月 3日 (金)

天皇の権威(その9)

天皇の権威について(その9)

第5章 日本の政治のあり方・・・民主主義の欠点を補う天皇の権威(その5)

さて、歴史があるからこそ伝統・文化がある。歴史と伝統・文化は一体のものである。したがって、歴史という代わりに「歴史と伝統・文化」という言 葉で言い替えても差し支えないだろう。上記のように、日本の歴史というものは天皇との係わり合いの中で推移してきた。したがって、『 天皇は、わが国の 「歴史と伝統・文化」の象徴である。』と言い得るのである。
ところで、日本の歴史のもっとも誇りうるものは何か。それは日本の歴史の底流を流れる日本民族の精神文化であろうが、私が思うに、それは「違いを認める文化」である。日本の「歴史と伝統・文化」の心髄は「違いを認める文化」である。天皇は、わが国の「歴史と伝統・文化」の象徴であるが、これを言い 換えれば、天皇は「違いを認める文化」の象徴でもあるということだ。わが国は「違いを認める文化」の象徴である天皇を戴いている。「空」の天皇である。これは何とすばらしいことか。


以上述べたとおり、天皇は、わが国の「歴史と伝統・文化の象徴」である。天皇は私たち国民とともにある。「天皇の祈り」というものは、私たち国民の幸せを願ってのもの、国家の安寧を願ってのもの、世界の平和を願ってのものであるに違いない。私たちが天皇のことを思って祈るということはないかもしれないが、私たちは、少なくとも、「天皇が祈る人」であるということは十分認識しておくべきであろう。東日本大震災の後も、不幸な死に方をした人々のために、現地で「祈り」を捧げられた。第二次世界大戦で不幸な死に方をした戦士のためにも、靖国神社に参拝して「祈り」を捧げたいと思っておられるに違いない。それを邪魔しているのは日本の政治だ。

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