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2016年6月 6日 (月)

習近平の可能性(その2)

習近平の可能性(その2)
宮本雄二は、『習近平の中国 』(2015年5月、新潮新書)で次のように述べている。すなわち、
『 習近平の時代となり、総書記に「権限」が集中する方向での対応が確実に、それも急速になされている。つまり、政策の決定と実施のメカニズムを総書記が指揮命令しやすいように変えているのだ。(中略) そして三つ目が、部門横断の組織を作り、そのトップに習近平が就任し、直接指揮命令できる体制にしていることだ。現時点までに数多くの組織がつくられており、習近平も統率しやすくなる。その主なものには、①中央全面改革深化指導小組、②中央国家安全委員会、③中央インターネット安全保障及び情報化指導小組、④中央軍事委員会国防及び軍隊改革深化指導小組、⑤中央財政経済指導小組などがある。(p102~103)』
『 習近平改革の成否を決める「中央全面改革深化指導小組(以下改革深化指導小組と略)は特に重要である。(中略) 習近平が組長となり、3名の副組長が登場した。(中略) 改革深化指導小組の下に経済・エコ文明、民主法制、文化、社会、党建設及び紀律検査の6っの専門部会(専門小組)が設置された。この指導小組を使って習近平は、より直接に他の常任委員が所管している事項についても指導し、監督することができるようになり、習近平の権限は間違いなく拡大した。(p105~106)』

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