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2016年5月18日 (水)

宇宙との一体感(その2)

宇宙との一体感(その2)
NHKのEテレ「こころの時代」という番組 の要点(その1)。

枡野: 要は、庭というのは、自然が凝縮されたものですよね。そうすると、そこには四季の移り変わり、変化とかがあるわけです。これは、人間のはからいごとを超え たものなんですよ。自然になっていく。縁があって、春になれば暖かい風が吹いてくると、自然に芽を出したり、花を咲かせたりする。こういうことに気付くと いうことが、実は「自分がその中に生かされている」ということに気付くことと一緒なんですね。そうすると、その自分がともすると、〈自分で生きているん だ〉というような気になりがちなんですが、そうではなくて、〈あ、こういう自然の中に私もその一人として一緒に生かさせて頂いている〉と、そういう気持ち にだんだんなってくるんですね。

金光: そうなりますと、「自然に生かされている」というと、自然の方がリードを取って、自分の方は受け身で受け取るわけですね。ところがその独立自尊なんていう と、自分の思いですべてをやっていくんだ、という感じになってくると、人間というのは変なもので、自分の意識を中心に考えますと、自然の変化も、自分の意 識で切り取ってしまうところがありますね。意識というのは固定させてしまうところがありますから、その移り変わりは自分の都合のいいところしか移り変わっ ても見えないようなところがあるもんですから、その辺のところは今のお話を伺っていますと、坐禅で坐って心を静めて、しかも自分の心でなんか掴まえるん じゃなくて、心がどういうふうに動くかというのをご覧になるということと、自然の変化がどう移り変わるというのを、どういうふうに見るかということとは、 共通している点なんですか?

枡野: そうなんです。おっしゃられる通りなんですね。ですから「自然の移り変わりの中に自己の本分を見ていく」という。その「変わっていくことが、この世の常な んだ」ということを自分で気付いていく。その中にいわゆる仏道修行というものを見えだしていこうという、そういう姿勢だと思いますね。


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