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2016年5月31日 (火)

山地拠点都市構想(その157)

山地拠点都市構想(その157)

第6章 山地拠点都市構想の実現に向けて(33)
第5節 山の国民運動(4)
4、「全国源流サミット」

「全国源流サミット」というのがある。第一回は長野県木祖村、第二回は岡山県新庄町、第3回は高知県都野町、第4回は群馬県水上町で開催された。

http://www.vill.kiso.nagano.jp/lifestage/category/industry/koryu/genryu/genryu_2.html

http://www.vill.shinjo.okayama.jp/index.php?id=147

http://www.town.kochi-tsuno.lg.jp/genryus.html

http://www.town.minakami.gunma.jp/20kankou/00news/2013/2013-0515-1536-61.html

この端緒は、平成13年4月に、多摩川源流研究所の発足にあわせて、多摩川の源流・東京都小菅村で開催された「全国源流シンポジュー ム」である。私もそのきっかけを作るのに尽力したので、それが発展して現在の「全国源 流サミット」に引き継がれているのを知って、今感無量の気持ちでいる。「山地拠点都市構想」を打ち出した現在、ふたたびこの動きを支援できればありがたいと思っている。 「全国源流シンポジューム」は第10回まで続いて、平成22年10月に、「第1回全国 源流サミット」が相模川の源流・山梨県道志村で開かれたのである。多摩川源流研究所は、発足と同時に、日本初の常設「源流体験教室」を創設され、所長の 中村文明さんの熱心な取り組みによって、すばらしい成果を上げてきている。

しかしながら、小菅村は依然として過疎化に歯止めがかからない。他の源流も同じ悩みを 抱えている。全国のいたるところにある源流地域の持続的発展を図るにはどうすれば良い か?  日本がこれから知恵のある国家を目指すなら、その問題は極めて重要な問題だが、 それには二つの大きな課題がある。ひとつは、山地拠点都市との繋がりを行政的に強化す るという問題であり、もうひとつは、源流地域が力を合わせて、源流地域の重要性をひろ く関係方面に訴えていくという問題がある。源流地域の重要性を訴えていくべき関係方面 とは、NPO「緑の列島ネットワーク」や「樹木・環境ネットワーク協会」などの既存の組織 のほかに、下流域の人びとのことである。源流の町村は、まずホームページをつくる必要があるし、いわゆるソーシャルネットワークシステム(SNS)を使っての広報活動をする必要がある。その上で、市民水車の実現を図る必要があるし、道の駅やクラインガルテンをつくって下流域の人びととの交流を深めていかなければならない。クラインガルテンにつ いては、源流の町村は、下流の山地拠点都市と行政的によく相談をして、山地拠点都市が 大都市の人びとの二地域居住のためにつくるべきクラインガルテンを源流につくればいい。


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