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2016年5月13日 (金)

老子とハイデッガー(その5)

老子とハイデッガー(その5)

老子の世界存在論(1)

私は、「日中友好親善・・・世界のために」という論文で、「老子の世界性」について語った。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/sekaika.pdf

ハイデッガーは、極めて難解な、中国の老子の「道」の思想の本質を、西洋で唯一理解した哲学者である。その両者の哲学に根本的な共通点がある。それほど老子の哲学は哲学的である。上記の論文は、老子の哲学が奥深いものであり、世界性があるというその点に焦点を当てたものである。上記の論文では、次のように述べている。すなわち、

『 老子の「道」は、宇宙の実在、万物生成の原理を指し示すものである。』

『 老子は、「宇宙のリズム」を感じながら宇宙の実在、万物生成の原理を思考したのではないかと思われる。』

『 老子は「無為自然」(天地自然の働きに身を任せて生きていくその有り様)を説いた霊性豊かな「自然の人」である。』

『 「宇宙との一体感」とは「自然と一体感」のことであるが、「無為自然」を説く老子もまさに「宇宙との一体感」を感じることのできる「野生の思考」の人であったと思う。』

『 「宇宙のリズム」こそ「宇宙の原理」を解く鍵だ。』・・・と。



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