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2016年4月12日 (火)

山地拠点都市構想(その135)

山地拠点都市構想(その135)

第6章 山地拠点都市構想の実現に向けて(11)
第2節 中枢都市との「交流」について(5)
5、第6次産業

地域企業としての第6次産業については、かって小論文を書いたことがある。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/6jisan10.html

この中から、ここでの文脈に関係のある部分を抜き書きしておきたい。

私は、どうしも第6次産業を興さなけ ればならないと思う。 私は、山地拠点都市で、行 政とNPOと企業が力を合わせて、農業や林業との繋がりをもちながら、地域のためにやる 仕事が・・・・第6次産業だと定義している が、私の定義では第6次産業の担い手は企 業である。ひとつの企業が農業や林業をやりながら出来るだけ何らかの加工業と観光業を 営む・・・というイメージで ある。第1次産業でも良いし,第2次産業でも良いし,第 3次産業でも良いから、ともかく行政とNPOとタイアップして,地域のためにやってほし いというこ とだ。
さらに、私はジオパークは究極の観光資源であると考えている。しかも,私は,ユネスコ 認定のものだけでなく,日本型のジオパークを全ての市町村に建設すべきだと考 えてい る。これから山地拠点都市で進めるべき第6次産業は,究極の観光資源とし て日本型の ジオパークを目指すべきである。 日本型のジオパークは,地域の人々が主役であり,シビルエンジニヤがその舞台と劇場を 作るのである。シビルエンジニヤが中心になって,地質学者,地理学者,自然生態系学 者,歴史学者,文化学者などの助けを借りながら,地域の人々が地域文化をイキイキと生 きていける・・・そのような地域づくりをするのである。そこにセカンドハウスを構えた 都会の人たちが自然と歴史と文化を楽しむことのできる地域づくりをするのである。世界 各国から観光客にきてもらって日本 の理解を深めてもらうと同時に,地球を考え,平和 を考え、これからの生き方を考えてもらえるように,国際的な観光地を作るのである。
問題は観光だが、観光については、大いに世界の知恵に学ばなければならない。世界の知 恵に学ぶべきは、B&B、エコミュージアム、ジオパークであるが、日本の歴史と伝統文 化に則り、それぞれを日本らしいものに作り変えなければならない。B&Bについては 「道の駅」との繋がりも考えて日本型を考えてほしい。また、エコミュージアムについて は、「空き家」の活用という視点から日本型を考えてほしい。ジオパークーについては、 私の電子書籍「祈りの科学シリーズ」の第8巻「平和国家のジオパーク」を参考にして日 本型を考えてほしい。 さらに、わが国独自の新たな知恵として、「山に関する昔ばなし」をどのように地域で 語っていくかという課題があるし、山地拠点都市における「新たな神話の創造」という課 題があるし、「縄文の音霊(おとだま)」など地域における「 歌舞音曲」をどのように して創り出していくかという問題もある。いずれにしろ、これらの観光がらみの課題につ いては、地域における議論の高まりを期待したい。
なお、観光については、ただ単なる観光というだけでなく、次の述べる「ビジター産業」 というものも視野に入れて、特に条件に恵まれた山地拠点都市においては、 「小さな世 界都市」を目指して、おおいに「山の霊魂」の助けも借りてほしい。アリストテレスのい う能動的理性を働かせるということである。私の考えでは、 ホト神さまとシバ教ゆかり の神さまに対する「祈り」は、「野生の感性」を呼び覚まして、きっと能動的理性の働き を活発化してくれるに違いないと思う。

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