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2016年2月 9日 (火)

老子(その21)

老子(その21)
老子とプラトンとの繋がり(7)

宮沢賢治とニーチェ(1)

「哲学的宗教」である道教は世界最強の宗教である。私は、道教ならびに老子にエールを送りながら、中村雄二郎のリズム論を発展させたいと思っており、新たな勉強を始めている。その勉強のひとつとして、「宮沢賢治について」という論文を書いた。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/miyakenni.pdf

宮沢賢治とニーチェは宇宙のリズムのリズムを感じることのできた人である。 そのことについて、順次説明していこう。

中路正恒の著書「ニーチェから宮沢賢治」(1997年4月、創言社)の「永遠回帰の思想」の「第三の考察:結論」では、「肯定はどのように学ばれるか」というテーマのもと、「宇宙のリズム」に関して次のように述べられている。すなわち、

『 人は時として、循環する宇宙の生命そのもの、つまり「宇宙のリズム」を、聴きとることができる。』

『 宇宙の生命、そして「宇宙のリズム」。微小においては、それは原子のリズムであり、クォークのリズムである。そして細胞のリズムや天体のリズ ム、等々・・・カールハインツ・シュトックハウゼンがそれを聴きとり、名付け、そしてその音楽が表現しているような、さまざまな次元の、さまざまな リズムである。そしてそのリズムのすべてにおいて、鋭角的な〈ひらめき〉が、音の生命でもあり宇宙の生命でもあるものとして、瞬間的に輝き、またひしめく のである。』

『 そして、このように「宇宙のリズム」に参与し、そこにみずからを組み込むことは、循環する宇宙とのあいだに、祝福を交わしあうことであり、循環を肯定することなのである。このように、肯定にかかわる一切は、本質的に音楽的な出来事であり、また音楽の本質は、本来このように肯定を表すことである のである。』・・・と。

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