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2016年1月17日 (日)

山地拠点都市構想(その117)

山地拠点都市構想(その117)
「山の霊魂」(13)

アリストテレスの「共感覚論」(1)

さて、「山の魂」とは何かを論ずるにあたり、まず町田宗鳳の考えを紹介したが、それらの中で、極めて重要な問題提起としてアリストテレスの「共感覚論」に触れているので、その点につき詳しく論じていきたい。それには、私たち動物が持っている本能・「帰属性」について説明しなければなるまい。

ところで、今西錦司のプロトアイデンティティ(原帰属性)というのがある。私たち動物は、仲間を仲間として認識できる。自分たちとは異なる種を自分たちの仲間とは認めないのだ。神は自分たちとは異なる種との交配を禁じているようだ。そうでないと、世の中の秩序はムチャムチャになり,種の保存なんてできませんからね。また、私たち動物は,自分たちの棲息 する「場所」を自分たちの生活の生息空間として認識できるようだ。今西錦司のすみ分け論を前提とした場合, 仲間を仲間として認識できると同時に,自分たちの生息空間をそのように認識し,決して他の生息空間を荒らさないようにしなければならないなど・・・・自分 たちの生息空間を自分たちの生息空間として認識できなければならない。これらの認識能力は,もちろん本能ではあるが,今西錦司は特に「プロトアイデンティティ(原帰属性)」と呼んでいる。このプロトアイデンティティ(原帰属性)については、 井坂枕(いざか まくら)という人の「今西錦司の世界」というすばらしいホームページがあって、そのなかでプロトアイデンティティ(原帰属性)について詳しく解説している。また、彼は、プロトアイデンティティ(原帰属性)と帰属性はともに無意識であるが相異(あいこと)なるものであること、そして原帰属性や帰属性とは別に、帰属意識というものがあること、この二点を述べている。私も同感だ。それでは次に紹介する 井坂枕のホームページをじっくり勉強してほしい。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/4270/imanishi/top.html


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