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2015年10月 7日 (水)

宇宙のリズム(その15)

「宇宙のリズム」について(その15)
3、新たな勉強・・・宇宙のリズムについて(その2)

シェルドレイクの「形態形成場」というものは、まったく新しい概念であるが、そもそ も量子物理学でいうところの「場」とは、空間において、ある性質を持った特定の物質が 存在する場合に、その物質に作用し、何らかの力が発生させるという空間的な性質であ る。
シェルドレイクの「形態形成場」というものは、あらゆる物質、それは波動の固まりで あるが、それに作用し、何らかの力によって何らかの効果を及ぼすというものである。

さて、私は、私の論文「日本的精神と中村雄二郎のリズム論」の第2章第2節の「5、「編集」は「リズム」である」の中で次のように述べた。すなわち、

『 「記憶の再生」ということについては、私なりに勉強したことがあって、それを私の電子書籍「書評・日本の文脈」の補筆『「こころ」とは何か?・記憶、学習、について』に書いた。』
『 その説明では、記憶の再生ということがリズムであると述べている訳ではないが、梅沢博臣と高橋康の量子場脳理論によれば、記憶の再生というものが脳の中の波動現象つまりリズムであると理解することができるのである。』

『 量子場脳理論の以上のような理解に立って、この際ここでは、記憶の再生はリズムであると言い切っておきたいと思う。』・・・と。

しかし、「細胞のリズム」についての説明をしていなかったので、この際ここで、『「こころ」とは何か?・記憶、学習、について』の中から「細胞のリズム」について説明しておきたい。このことについて、「1リットルの宇宙論・・量子脳力学への誘い」(治部眞里、保江邦夫、1991年3月、海鳴社)では次のように言っている。すなわち、
『このポラリトンガ、宇宙における光子のように直接に見ることができるならば、脳の表層を覆う大脳皮質はポラリトンの集団が飛び交う、まばゆいばかりの宇宙として写るのではないでしょうか。ポラリトンは1リットルの宇宙、脳の中に輝く満点の星に譬(たと)えられるのです。』・・・と。

 実に良い譬(たと)ですね。美しい。この満天の星に譬えられるポラリトンが引き起こす物理現象が、どうも記憶や意識のもとになっているらしい。このことを「1リットルの宇宙論」では次のように言っている。すなわち
『大宇宙の中で電子が引き起こす現象といえば、超伝導、オーロラ、ファイヤーボールの生成など、どれをとってみても光子が重要な役割を果たしています。実は、光子と電子は互いに密接に関連していて、ことに電子は光子をやり取りすることによって互いに作用し合うという性質を持っています。』・・・と。

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