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2015年9月20日 (日)

蔵王権現に思う!

蔵王権現に思う


蔵王権現の像
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/zaaougon.jpg

(http://ikoma.exblog.jp/4529281 による)

蔵王権現という異様な仏様は、役行者が、吉野山中で修行中に感得した最後の仏だという。禅定に入ると、最初に弁財天や地蔵菩薩が現れたものの、ソフトな慈 悲の神仏では、麻が乱れるごとき末世は救えない、ということで、釈迦、観音、弥勒を融合し、しかも忿怒相と化した最終兵器ともいうべき蔵王権現が、大地を 震わせ、ものものしくご降臨となった。独鈷を握り、片足をあげ、怒髪天をつくあの物凄い姿である。

地域のコミュニティーにおいて、大事なのは慈悲である。しかし、外国の国家権力というものすごい力に立ちむかうには、慈悲ではなく、国内に蔵王権現のような神を祀る必要がある。地域コミュニティにおける慈悲と国家における忿怒、この両方が必要なのである。この二つの論理が、両々相まって国の安寧、地域の安寧が実現する。片方の論理だけで国の安寧や地域の安寧を論じてはいけない。

安全保障法制に反対する勢力の論理は、慈悲の論理だけに片寄ったものであって、それだけでは外国から仕掛けられる戦火から国民の生命と財産を守ることはできない。


時あたかも、現在、日本橋室町二丁目の「三井美術館」で、蔵王権現の展覧会が開かれています。11月3日までです。

「大峯奥駈け」の荒行で知られる奈良県の金峯山寺をはじめとする吉野の社寺と、崖上に建つ「投入堂」で有名な鳥取県の三佛寺を中心とした、仏像、絵画、工芸品など、蔵王権現像が展示されています。是非、お出かけ下さい。

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