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2015年8月31日 (月)

宇宙のリズム(その5)

「宇宙のリズム」について(その5)

1、今まで勉強してきたこと
(3)自然呪力・・・挑戦した人たち

次に、日蓮が行なった呪術である。

日蓮が鎌倉での布教を開始された当時、毎年のように、異常気象や大地震等の天変地異が相次ぎ、大飢饉・火災・疫病(伝染病)などが続発していた。特に、1257年8月に鎌倉地方を襲った大地震は、鎌倉中の主な建物をことごとく倒壊させる大被害をもたらした。日蓮は、この地震を機に、世の不幸の根本原因を明らかにし、それを根絶する道を世に示すため、駿河国(現在の静岡県中央部)にある岩本実相寺で一切経を読まれたのである。この歴史的事実の持つ意味は大きい。皆さんも是非このことをしっかりと銘記しておいて欲しい。

次の歴史的事実は、蒙古襲来の「弘安の役」の際の呪術である。叡尊上人(1201~1290)は、1281年「弘安の役」の際、亀山天皇の依頼を受け560人の持戒僧を従えて、岩清水八幡宮において敵国降伏の祈願を行った。その結果、七日七夜の修法を終えた日に神風が吹いたと言われている。

次に、「チベットのケツン先生」の話を紹介しておきたい。「チベットのケツン先生」とは、中沢新一がそう呼んでいるチベットの名僧・「ケツン・サンボ」のことである。中沢新一の著書「チベットの先生」(平成27年2月、角川ソフィア文庫)には、次のように書かれている。すなわち、『 寒風や霰(あられ)の被害から村人を守るというのが、密教行者である私(ケツン先生)の、重要な努めであった。自然の背後にある力をコントロールするのである。』・・・と。

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