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2015年6月14日 (日)

秩父神社(その8)

第6章 「地域通貨」について

「秩父神社の歴史的考察」の第6章は、地域通貨についての最新の論考である。私は今まで、 長年にわたり地域の勉強をしてきて、いろんな場で書いてきている。 地域通貨については、多くの本があるが、これらを読んでも地域通貨の理解はなかなか得られないと思う。彼らは、アカデミックであっても、どうすれば地域通貨が流通するか、その点にまったく触れていないということと、地域通貨が流通すれば地域がどう変わるのかということをまったく説明していないからだ。地域通貨が流通すれば地域がどう変わるかということは、私も説明できていなかったのであるが、その点がいちばん大事な点であると現在は思っている。 地域通貨については、多くの本があるが、これらを読んでも地域通貨の理解はなかなか得られないと思う。彼らは、アカデミックであっても、どうすれば地域通貨が流通するか、その点にまったく触れていないということと、地域通貨が流通すれば地域がどう変わるのかということをまったく説明していないからだ。地域通貨が流通すれば地域がどう変わるかということは、私も説明できていなかったのであるが、その点がいちばん大事な点であると現在は思っている。そこで、この第6章では、秩父神社の「地域通貨による市」を具体的にどう進めるか、その説明を詳しく説明した。私の必死の思いが秩父の皆さんに伝わるかどうか。 私の考える地域通貨の一義的な効果は家族農業が生き生きと復活してくるところにあるが、社会的な効果はそれだけにとどまらない。地域通貨による秩父神社の「市」 が行なわれるということは、地域通貨が流通して、ボランティア活動が活発に行なわれるようになるということでもある。「地域の人びとのための地域の人びとによる地域づくりを進める」ためには、ボランティア活動が不可欠であるが、ボランティア活動が活発に行われれば、秩父の地域づくり全般において秩父が自立社会に生まれ変わるということであり、国からの交付金や補助金に頼らなくとも秩父は自立的な経済社会を維持していけるということである。その上で、国からの交付金や補助金があれば、秩父は力強く経済発展をするようになるであろう。私は、相互扶助の原理の働くボランティア経済(贈与経済)と競争原理の働く市場経済とのハイブリット経済を提案している訳で、そういう秩父の未来を夢見ている。そして、その夢が必ず実現することを信じて疑わない。西部忠が「地域通貨の効果はコミュニティの再活性化にある」と言っているように、地域通貨が流通すれば地域は変わらざるを得ないが、私の夢見る秩父の未来は、強者と弱者とがともにイキイキと生活する地域なのである。

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/titikou6.pdf

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