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2015年6月 1日 (月)

秩父神社(その6)

第4章 日本的集落の構成原理

「秩父神社の歴史的考察」の第4章では、秩父神社の宮司・園田稔さんの「日本的集落の構成原理」という研究成果をもとに、 神社を中心とした「マチづくり」について考察した。
秩父神社は、かつて神仏習合時代に妙見菩薩と習合して秩父妙見宮を名乗り、その「大市」が立つ大祭を「妙見祭」と言い、秩父の人びとにとってなくてなならない大きな存在としてその歴史を刻んできた。秩父神社の宮司・園田稔さんは、そのような秩父神社の歴史を踏まえて、「日本的集落の構成原理」というエッセイをお書きになっている。園田稔さんによれば、本来、わが国の「マチの構造」は、通常の日常的な生活空間のほかに、「鎮守の森」や「里 山」というような日常的ではあるが非日常的な生活空間から成り立っていた。日常的ではあるが非日常的という意味は、お祭りとか山菜取りとか非日常的な生活 形態の「場所」であるので非日常的、しかし行こうと思えば容易に行くことができるので日常的・・・という訳だ。私は、これからの町づくりには、そういう「鎮守の森」や「里山」というようなコスモロジー(宇宙との響き合い空間) を考えねばならないと思う。そのような観点から、秩父神社の「大市」を念頭におきながら、神社を中心とした「マチづくり」について考察した。

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/titikou4.pdf

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