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2015年3月 3日 (火)

食糧危機

食糧危機

岩井基樹は、 熊のことは熊に訊け(その13野生の精神) で紹介したように、「 読者は、餓えという感覚を知っているだろうか。日本では、食糧自給率云々と大げさに騒ぎつつ食糧の三分の一を食べ残して廃棄し、おまけに肥満小学生が溢れているくらいだから、餓えとは無関係なのかもしれないが、 ・・・云々」と言い、「餓え」について書いているが、私もこの際、「餓え」の事に触れておきたい。

世界の食糧危機が叫ばれているが、日本でも突然食糧危機に見舞われることがないとは言い切れない。いつかは来る食糧危機のために政府としてやるべきことは少なくないが、現実には、ほとんど無策のまま推移しているし、日本国民の意識も迫り来る食糧危機に無頓着である。

https://www.youtube.com/watch?v=IDrMZdqEUBs

https://www.youtube.com/watch?v=y4IMFn5qjqQ


そこで私が思うには、将来餓死者が続出するものすごい食糧危機がやってきても、子供たちには何とか生き延びて命を繋いでもらいたいという事だ。私のような老人はもう子供を産む事もできないし、死ぬ時がくれば心置きなく死んでいけばいい。しかし、子供はそうはいかない。子供たちには何とか生き延びて命を繋いでもらいたい。子供たちは、どんな食糧危機がやってきても生き延びていかなければならない。それが親の責務ではないか。親たるものは、これからどんな食糧危機がやってきても、子供たちが生き延びていけるよう、今から対策を講じていくことが望ましい。ではどんな対策を講じるか? そこが大問題で、この際、私はその事を少し考えてみたいという訳だ。

非常な食糧危機に陥った時、国は、世界から食糧に緊急輸入に努めるだろうが、恐らく、しばらくはスーパーの棚には食糧が無くなる。そのような危機的状況は、数週間か数ヶ月か判らないが、しばらくは続くだろう。
その対策としては、その間の保存食を家の倉庫に備蓄しておくというのがいちばん良いように思われるが、現実には実行しにくい。非常な食糧危機がいつやってくるかまったく予想できないからだ。
次に考えられる対策としては、上杉鷹山の書いた「かてもの」にしたがって家の庭に食べれる植物を植えたり、魚鳥獣肉の貯蔵をすることだ。上杉鷹山の「かてもの」については次を参照されたい。
http://katemono.com/

杉鷹山の「かてもの」は、東北三大凶作のひとつである天保の大飢饉(1833年)に大変役立って、米沢藩では一人の死者も出なかったと言われている。

しかし、家の庭が広ければ、 上杉鷹山の「かてもの」が大いに役立つとは思うけれど、多くの家庭は庭が狭いので、結局は、山で山菜や木の実などを食べて命をつなぐ事を考えねばならない。
ブッシュクラフトという言葉がある。ブッシュクラフトは、自然環境の中での生活を目的としている。持ち物をシンプル化し、最低限の装備で、森の中で生きていくライフスタイルや、その術について学んだり、趣味として楽しむ者を総称して「ブッシュクラフター」と呼ぶ。これは趣味であるので楽しい。楽しみながら長続きすることができ、いざという時には、山で山菜や木の実などを食べて命をつなぐ事ができるかもしれない。私としては、そのようなブッシュクラフトをお勧めしたい。
野生の感性の重要性、食糧危機に限らないが、危機を乗り越えて命をつなぐには、ひ弱な精神ではダメで、強い精神を身につけておかなければならない。文明や人間社会から隔離され、またはその恩恵を十分に享受しがたい状態においても、何とか生存し続けようとする強い精神である。それを私は野生の精神と呼んでいる。子供たちにはブッシュクラフトをやらせて、是非、野生の精神を身につけさせたいものだ。
ブッシュクラフトという名称は使っていないけれど、そのような団体はいくつかあるようなので、是非、親子ともども参加して欲しい。ブッシュクラフトの代表的な団体を紹介しておこう。
http://backcountry-boys.net/bushcraft-yagai

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