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2015年2月15日 (日)

山地拠点都市構想(その1再掲)

今私は、山地拠点都市構想というテーマで一連の記事をアップしておりますが、その72をもって前編が終わりました。今後、後編になる訳ですが、後編に入る前に、もういちど前編のはじめに書いた記事(山地拠点都市構想その1〜8)を振り返っておきたいと思います。

山地拠点都市構想(その1)
前編のはじめに(1)

知恵のある人とはどういう人か? 国家がそうであるように、単に知識が豊かであるとか技術に長けているということではない。知恵のある人とは、人びとがイキイキと生きていけることを願い、善意を持って、効果的な運動に何らかのかたちで行動を取れる人のことである。
要は、精神である。心である。心のあり方というのは、なかなかむつかしく、一言では言えないが、心根が優しいということが必要条件であろう。プラントが言うように、知恵のある人とは、必ずしもテクニックに長けた人のことをいうのではない。テクニックというのは、知恵のある人の必要条件ではないということだ。
ところで、現代は激しい競争社会であり、テクニックのない人はスピンアウトせざるを得ない。また、はじめから激しい競争を嫌う人もいる。またこういうケースもある。会社が倒産しどうしても働き口の見つからない人である。そういう人たちは、競争社会では弱者である。この激しい競争社会では会社はいつ倒産するかわからない。したがって、実に多くの人が弱者になる心配を秘めている。そういう弱者の中には、心根の優しい人も少なくないので、そういう人たちがイキイキと生きていける社会を作っていかなければならない。
私が提唱する山地拠点都市は、そういう人たちがイキイキと生きていける都市である。山地拠点都市とは、そもそも、山との繋がりをもとに新たな文明を切り開いていくであろう21世紀型の都市のことであるが、弱者も含めて老若男女すべての人がイキイキと生きていける都市でもある。

かって、大平正芳の「田園都市構想」とか竹下登の「ふるさと創成」という国土ヴィジョンがあった。それぞれ途中で挫折してしまったけれど、私は、それぞれ素晴らしい国土ヴィジョンであり、私たちの記憶にしっかり留めておかなければならないと思う。私はそれらを意識しながら、またプラトンの国家論を参考にして、私なりの国土ヴィジョン「山地拠点都市構想」を書いた、それがこの論文である。

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