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2014年12月18日 (木)

熊のことは熊に訊け(その1はじめに)

熊のことは熊に訊け(その1はじめに)

「熊のことは熊に訊け」(岩井基樹、2010年、つり人社)から私の注目する記事をこれから逐次紹介していきたいと思います。

梅原猛の「人類哲学序説」(岩波新書)、この本は、草木国土悉皆成仏という天台本覚思想に着眼した新たな哲学を提唱した本で、その洞察力はさすが梅 原猛である。梅原猛が指摘するように、21世紀のこれから向かうべき世界文明は、生きとし生けるものすべての命を大事にする文明でなければならない。その ためには、思想的に成熟した天台本覚思想とその根拠である法華経に基づく人類哲学が必要である。法華経は、生きとし生けるものすべてが成仏できるという。 天台本覚思想は、法華経のそういう教えを引き継いだものである。そういう教えを説いた法華経については、私の書いた詳しい解説書があるので是非それを読ん ていただきたい。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/hokerei.pdf

草木国土も成仏できるとはどういうことか? 私たち人間はもちろんのこと、草木国土もすべてが宇宙の真理というか宇宙の原理に基づいて存在している。私たち人間は、これから宇宙の原理というものを明 らかにして、その原理から外れない生き方をしなければならない。 人間以外の生きとし生けるものは、無心にただひたすら命を大事にして生きている。また、国土という命を持たないものも、宇宙の原理に基づいて存在している のであるから、もし人間も宇宙の原理にしたがって生きていくのであれば、草木国土といえど、大事にしなければならないのは当然のことであろう。

北海道はもとより、内地でも熊とのトラブルが後を絶たないが、熊との共存の道を探らなければならない。そのために活動する私の長男・岩井基樹の活動は素晴らしい。現在、北海道では、岩井基樹は10人ほどの仲間と一緒に「社団法人・羆塾ひぐまじゅく」を立ち上げて、「ひぐまとの共生」「自然との共生」をモットーに、「ベアードッグ」を使った現実的な対策と取り組んでいます。しかし、その組織は社団法人ですので、会員が増えないと組織維持ができません。そこで、皆さんにお願いする訳ですが、是非、会員になって
「社団法人・羆塾ひぐまじゅく」をサポートしてやっていただきたい。私からの心からのお願いであります。

上で述べたように、 21世紀のこれから向かうべき世界文明は、生きとし生けるものすべての命を大事にする文明でなければならない。「ひぐまとの共生」「自然との共生」はこれからのきわめて大事な課題だと思います。このような思想が国民の共通認識になっていけば、国民の間のいわゆる格差問題は徐々に無くなっていくものと思われます。強いものだけが勝ち残るというような社会から一日も早く決別したいものです。再度繰り返しますが、みなさん、是非、会員になって「社団法人・羆塾ひぐまじゅく」をサポートしてやっていただきたい。私からの心からのお願いであります。

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