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2014年12月26日 (金)

山地拠点都市構想(その65)

山地拠点都市構想(その65)
第3章 知恵のある国家とは?
第2節 教育について
2、「勿体ない」の哲学
(2)モノ

次に、日本工業技術振興協会の超精密技術部会長をしておられた小林昭はその著「モノづくりの哲学」(1993年3月、工業調査会)は、これからの創造的な技術開発にとって何が大事かを述べているので、その核心部分をここに紹介しておく。彼は次のように言っている。すなわち、
『「工」という字は斧の形から生まれたものであるといわれている。」また、「工」という字は、「二」が天地を,、「I」という字はその間に立つ人を示し、「人が天地の間に立ってその正を持し規矩ある義」を表すといわれる。』

『金胎不二とは、モノの世界とココロの世界の一体化を意味している。ココロをこめてモノをつくることが、「モノとココロの一体化」であり、これから必要とされるといえる。これを、「生産曼荼羅の世界」と呼ぶ。』

『これからの「高度工業社会」では多機種少量生産に変わりつつある。不特定多数の消費者を対象とするのではなく、特定の人を対象として、磨き上げた感性と澄んだココロをこめてつくらなければならない時代となるだろう。』

『制度限界の壁を破るためには、原因を追及し、対策を工学的につめていく技術以外に、ひとつことに打ち込んできた人間のもつものすべてを投入する必要があるように思われる。技術プラスアルファーとして人間のもつ「なにか」を加味して最高水準のものに挑戦しなくてはならないと考えるようになった。』・・・と。

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