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2014年12月 5日 (金)

山地拠点都市構想(その52)

山地拠点都市構想(その52)
第3章 知恵のある国家とは?
第1節 「奥」の思想
2、槙文彦の「奥の思想」

名著「みえがくれする都市」の中に、槙文彦による、「奥の思想」という論文がある。http://www.suga-architects-office.com/diary/2010/01/post-932.html
日本人の都市や建築には、「奥行」が織り込まれているということを示した論文である。

日本においては、歴史的な建物の中を歩いたり、あるいは都市の中を歩いたりする際に、
奥深い、秘めやかな場所へと向かっていく感覚がある。
京都の路地空間、密教寺院などに限らず、ごく一般的な寺や神社、昔の屋敷や民家などにおいても、最も奥まった場所に、最も重要なものがあるという感覚がある。このことは現在でも有効であるように思われる。
今でも、「隠れ家的なバー」などで表現することができる都市の奥まった部分にある秘めやかな空間を求めている。アクセスしにくい、人に気付かれにくい場所。しかし気配があり、そこに価値が見出される。

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