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2014年11月15日 (土)

山地拠点都市構想(その36)

山地拠点都市構想(その36)
第2章 自然の再認識
第3節 田舎と都市

 直観と直感とは違う。直感は、感覚的に物事を瞬時に感じとることであり、「感で答える」のような日常会話での用語を指す。他方、直観は五感的感覚も科学的推理も用いず直接に対象やその本質を捉える認識能力を指し、直感的な洞察力のことです。発達した第六感のことである。直観,すなわち直感的な洞察力で有名なのはプロ棋士の直観力だ。これは凄いのです。その科学的な研究も行われているが,プロ棋士の直観力による判断は正しく、そこに出来上がりの局面が頭の中に見えているという。今はないけれど局面が進むにつれて出来上がっていくずっと先の局面が見えているというのだ。今ないものが見えていて,先々そのとおりになっていく。直観というのはそういうものだ。いい加減なものではない。よほど経験と修練を重ねていけばそういう直観力は身に付くのである。逆に,普通の人は直観力がなく、あるの直感だけである。直観と直観は違う。違うけれど,直観力というものは科学的に存在する。今私がここで言いたいのは直観の科学性である。

 宇宙の彼方から「波動」がやってくる。「外なる神」が発する「波動」、それを私たちは見るのだが、目には見えない。音楽家は「天空の音楽」としてそれを聞くことができるが、普通の人間の耳には聞こえない。しかし、第六感すなわち直観を働かせば見える。 キリストやマホメットやお釈迦さんなどいわゆる聖人と言われる人には見えていたのだ。そう考えるのは決して非科学的ではない。私はそのことを主張したい。

 ところで、「外なる神」を科学的な立場から理解するには、浜野恵一の「脳と波動の法則・・・宇宙との共鳴が意識を創る」(1997年3月,PHP研究所)が一番良い。関係する図書はいくつかあるけれど,一度はこの本を是非読んでもらいたい。ここではその真髄部分を補足説明しおこう!

 私たちの脳は、三層構造になっている。は虫類型脳と原始ほ乳類型脳と新ほ乳類型脳というのだそうだが、は虫類型脳と原始ほ乳類型脳はほぼ一体的に機能するので、私はそれらをまとめて「活力の脳」と呼びたいと思う。新ほ乳類型脳は、知恵と大いに関係があるので、それを「知恵の脳」と呼びたい。「活力の脳」は赤ちゃんの時からどんどん発達していくが、「知恵の脳」は青年期を過ぎて成人になってはじめて力を発揮する。成人になると「知恵の脳」は「活力の脳」を十分コントロールできるようになるのだそうだ。しかし、この「知恵の脳」は,未知の部分が多く、またほとんど未使用の状態だと言われている。直感力の発揮できる人はこの「知恵の脳」を普通の人より多く使っているが、私たち凡人はおおむね10%ぐらいしか使っていないのだそうだ。90%が未使用だというのはまったくもったいない話だ。人によって悪知恵を働かせるために「知恵の脳」を使っている人もおりケシカラン話である。詐欺師などはもってのほかだ!「知恵の脳」は良い方向にどんどん使って、大いに発達させていかなければならない。それが人類に与えられたこれからの大いなる課題である。

 ところで、私は、「祈り」の科学シリーズ(1)で、脳の中では、ともかく波動の共振が起っているという点と、共振を起こす波動の元は外からのものであり、それを受けるのは脳の内部の波動であるということを申し上げたが、これは「外なる神」と「内なる神」との共振(共鳴,響きあい)を述べたものである。「外なる神」も確かに存在するし、それと共振する「内なる神」も当然存在する。

 直観力というものは科学的に存在する。今私がここで強調したいのは直観の科学性である。今西錦司は、「野生の人」であり、まさに直観の働く巨人である。
 「祈り」の科学シリーズ(1)で紹介した「黒もじの杖」の話を例にして、量子脳力学の立場から直観の説明をしておきたい。今西錦司は黒もじを必死になって探し求めた体験が過去にたびたびあったに違いない。そういう「野生の体験」が「学習」として「波動粒子B」に保存されていた。あるとき黒もじの杖が欲しいと強く願いなら下山していたとき、その強い願いが「外なる神」と共振を引き起こした。そして、突然、「波動粒子A」も共振を起こし、彼は何か異常を感じたのに違いない。直観が働くには過去の必死の体験と強い願いが必要だが、まちがいなく 直観力というものは科学的に存在する。
 「活力の脳」によって「ひらめき」(霊感)を感じ、「知恵の脳」によって「直観」を得る。普通の人にも「祈り」によって「外なる神」の働きかけが起こるが、直感力のある人は「外なる神」の特別の働きかけがある。日常生活においておおいに「祈り」を行うとともに、時にはおおいに特別な体験(学習)を積み重ねて「知恵の脳」を磨こうではないか。


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