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2014年8月21日 (木)

霊魂の哲学と科学(その37)

霊魂の哲学と科学(その37)
第6章 霊魂の科学(5)
第2節 系統発生について(3)

母親の腹の中で生命が誕生する時、アメーバーの魂が身体に入るのではなく、天に存在したアメーバーの魂が精子と卵子の合体に作用するということである。これは多分シェルドレイクの「形態形成場」での作用なのであろう。そうして誕生した子供の生命は、シェルドレイクの「形態形成場」の中で、天に存在する系統的に進化した魂の作用を受けて、母親の腹の中て進化の過程を辿らなけばならない。それが系統発生である。
系統発生は何故起こるのか、その説明が上記である。それしか説明のしようがない。魂は私たちの行動、つまり生き方次第で良くも悪くもなる。プラトンは「魂のせめぎ合い」ということを言っているが、私もそう思う。胎芽の最終段階に作用した魂によって子供の身体が誕生するが、どうもこの時、子供の魂も誕生するらしい。私の考えでは、身体の誕生と魂の誕生は同時に起こる。同じように、身体の死と身体の中にある魂の死は同時に起こる。この地上の世界が陽の世界だとすれば、どうも宇宙には魂的にはそれとまったく同じ陰の世界があるらしい。私は「陰陽の世界観」というか「対称性の論理」の立場に立っている。
ちなみに、ちょっと横道にそれるが、「対称性の論理」に触れておきたい。量子の世界における対称性とは、対称性を有した波動方程式のことである。しかし、さらにその奥があって、「対称性の破れ」という不思議な現象があるようだ。ヒッグス粒子はこの「対象の破れ」によって生成され、さらにこのヒッグス粒子によって質量をもったいわゆる物質というものが生成され、今私たちがいるこの物質の世界が作られている。中沢新一の「対称性」という概念は、量子力学の世界における対称性の概念と同じである。「陰陽の世界観」というか「対称性の論理」というのはなかなか奥が深いですね。

さて本論の魂の話に戻ろう。誕生したばかりの子供の魂は、本来の人間の魂であって純粋なものだが、その魂が生後の魂と身体の中でせめぎ合いながら汚れていく。人間の成長に応じて、魂も変化していくのだ。多くの場合、人間の欲望のために人間の魂は、本来のものに比べて汚れていくのである。私たちはできるだけ欲望を断ち、徳と善を生きて魂の清浄を保たなければならない。私たちが生きているときの魂が子供に引き継がれるのであるから・・・・。

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