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2014年6月 1日 (日)

宗教哲学のおもむき(その6)

宗教哲学のおもむき(その6)

4、神の働き(2)

「祈り」は、「神の霊魂」と「私たちの心」との「響き合い」である。これを、私は、「外なる神」と「内なる神」との「響き合い」と呼んているが、そのことについては、「祈りの科学」と称して電子書籍「100匹目の猿が100匹」に書いた。
http://honto.jp/ebook/pd_25231954.html


物質が波動であることは量子物理学の常識だ。非科学的な話ではない。あらゆる物質は「波動」である。このことを理解するためには「クウォーク」を詳しく勉強する必要がある。脳の中は波動に満ちている。ニューロンネットワークの不思議は科学的に認識されている。宇宙の彼方から「波動」がやってくる。私はそれを「外なる神」が発する「波動」と呼んでいるのだが、この「外なる神」が私の主張の要諦である。脳の中の波動は、「外なる神」と響きあう。共鳴、共振を起こす訳だ。これに関して「シェルドレイクの仮説」がある。
脳は誠に不思議なことに高等数学でいう「フーリエ変換」をやっているのだ。このことについては、これもまたかの有名なポウリグラム博士の「ホログラフィー理論」というのがある。ポウリグラム博士によれば、 脳は,感覚器官をとおして,「天空の音楽」(宇宙からの全波動情報)を,フーリエ変換によって分析・解釈し,その記録をホログラムと同じようにして内蔵化している。このようなことが科学的事実であるとはまったく驚きの他ない。
「祈り」によって,「内なる神」が振動して「外なる神」と共振する。まさに、これはリズム現象である。「祈り」は「リズム」である。21世紀は,「祈りの時代」であり、また「リズムの時代」でなければならない。

科学的事実を踏まえて科学的な説明を試みたので科学と称したが、もちろん科学的な証明をした訳ではない。神の存在とか神の働きというものは、科学的な証明ができるものではない。しかし、科学的な証明ができないからといって、神の存在とか神の働きというものを否定するのは間違っている。したがって、神の存在とか神の働きというものについては、できるだけ科学的な説明をしながら、後は、哲学で結論を出すのが良い。ヘーゲルの哲学は、科学的な説明との繋がりがついた論理展開が可能であるので、神の存在とか神の働きというものを考える哲学としては、歴史上これに優るものはない。その点で私は、ヘーゲルの哲学を高く評価したい。



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