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2014年6月21日 (土)

医心方(その2)

医心方(その2)

はじめに(2)

槇佐知子の『全訳精解 医心方』は、東洋医学の源流を照らす画期的業績で、今では、専門家の間でなくてはならない文献となっている。しかし、私たち一般人にはそれを読むことは金銭的にも内容的にも難しい。しかし、槇佐知子は、『食べものは医薬 「医心方」にみる四千年の知恵』(同上)をはじめ、多くの関連書籍を刊行しているので、私たち一般人もそれらを読んで大変勉強になる。その内、私は、「王朝医学のこころ・・国宝<医心方>に学んで」(2005年3月、四季社)」と「改訂版・病から古代を解く・・大同類聚方探索」(2000年6月、新泉社)と「今昔物語と医術と呪術」(1993年4月、築地書館)と「自然に医力あり」(1997年2月、筑摩書房)の四冊によって、医心方の勉強をした。以下において、槇佐知子の四冊の著書と言えば、この四冊を指している。このことを予めお断りしておく。

そのようなことで「医心方」(原書)は奇跡の書であり、これは専門家でも読むことができないのであるが、槙佐知子のお陰で私たちもその一端に触れることができる。私は槙佐知子の四冊の著書を読んで、強く思うのは「医心方」(原書)は奇跡の書であるということである。平安時代に日本人が、中国ではもうその頃使われていない漢字を使って「医心方」を書くことができたのか、まったく驚きというか不思議ではないか。



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