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2014年5月 3日 (土)

正義の偽装(その63天皇論6)

「正義の偽装」(その63天皇論6)

地球上の自然がすべてフラクタル構造であるのはもちろんだが、宇宙の構造がどうもフラクタル構造らしい。竹 内薫は、その著書「宇宙フラクタル構造の謎(1994年5月、徳間書店)」で、『 世の中すべてフラクタルになっていると言っても過言ではない。(中略)  我々の住んでいる巨大な銀河宇宙だってフラクタルになっている。それどころか、万物の根源であるミクロの素粒子だってフラクタルになっている。』・・・ と言っている。フラクタルの発見は20世紀最大の発見と言う人もあるぐらい、フラクタルに関する科学はすばらしい。そのフラクタル理論が「日本人の感受 性」の秘密を解きあかしてくれるのである。フラクタルには、黄金比に深い関係があり、結果として非定形の美にも黄金比が含まれていると言われている。日本文化は、非定形文化であり、「フラクタル文化」といってよい。
私は、日本の「歴史と伝統・文化」の心髄は・・・・、「違いを認める文化」だと言っている。「違いを認める」ということは、上記の文脈でいえ ば、「非対称アシンメトリー原理」が働いているということであり、中沢新一のいう「流動的知性」が働いていることである。「流動的知性」が働いているという点から言え ば、「わび・さび文化」と言っても或いは「イキの文化」と言っても、それらは同じことでもある。それが「日本人の感受性」である。
山折哲雄が言う「無常の旋律」というものは、私は、結局、「わび」、「さび」、「風流」、「粋(イキ)」な どといった「日本人の感受性」の問題・・・・に通底する問題であると思うのである。そして、そういった「日本人の感受性」というかわが国の「違いを認める 文化」が、世界平和をつくり出していくし、フランシス・フクヤマがいうような「歴史の終わり」をもたらすのではなく、未来の世界文明を切り拓いてい く・・・と考える次第である。
その「違いを認める 文化」の象徴が天皇である。

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