« 正義の偽装(その29天皇と怨霊2) | トップページ | 正義の偽装(その31天皇と怨霊4) »

2014年3月29日 (土)

正義の偽装(その30天皇と怨霊3)

正義の偽装(その30天皇と怨霊3)
第2章第2節 私の天皇論
2、天皇と怨霊(3)・・・天皇の周辺にも血生臭い出来事があった

今私は「天皇と怨霊」というテーマでこれを書いている。朝廷なり天皇が怨霊によっその存続が危なくなるという問題を取り上げている。これは政治問題といえば政治問題である。朝廷なり天皇の存続がいちばん危なくなったのは、菅原道真の怨霊によってである。

「北の天神縁起」などによると、菅原道真が死んで幾月も経たないある夏の夜、道真の霊魂が比叡山の僧坊に現れて、尊意(そんい。道真が仏教を学んだ師)に向かって、これから都に出没し怨みを復讐ではらす決意を述べ、邪魔をしないようお願いをしたのだそうだ。その後、道真の怨霊は暴れまくることにな る。

 その後数年経った908年10月、道真配流の首謀者のひとり藤原菅根(すがね)が54才でなくなったが、都では道真の怨霊の祟りだという噂が流れた。そして、翌年、道真の怨霊はいよいよ核心に迫っていく。

以上の出来事は『北野天神縁起』などで浄蔵と道真の霊が対峙する場面として著されているが、決して浄蔵と道真の怨霊との対決というようなものではなく、無実の罪で流罪となった道真の正当性を語るために、若くして当代一の霊力を持った浄蔵が引き合いに出されているのである。どれほど浄蔵が有名だったかがわかるであろう。

そこでまず「浄蔵」について、私のホームページを紹介することとしたい。じっくり読んでいただき、浄蔵という人がどういう人であったのをまずご理解いただきたい。

http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/jyouzou.pdf

« 正義の偽装(その29天皇と怨霊2) | トップページ | 正義の偽装(その31天皇と怨霊4) »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1117507/55560363

この記事へのトラックバック一覧です: 正義の偽装(その30天皇と怨霊3):

« 正義の偽装(その29天皇と怨霊2) | トップページ | 正義の偽装(その31天皇と怨霊4) »