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2014年2月18日 (火)

時事問題140217に関連して

時事問題140217に関連して

浄蔵は、天台密教の名僧である。天台密教には、円仁、円珍、良源、天海など大徳と呼ばれるいわゆる高僧が大勢いる。浄蔵は、それらの大徳ではないが、呪力にかけては抜群の人であった。ちょうど菅原道真の怨霊が猛威を振るっていた頃、関東では平将門が新皇即位式を行って、東北地方の独立宣言をする。その新皇即位式というのは、菅原道真の怨霊と八幡大菩薩の権威によって即位するという、きわめて合理的というか、よく考えられたものであって、朝廷は、歴史上最大の危機に陥る。その危機を救ったのが浄蔵である。浄蔵は、平将門の生霊を比叡山の岩に閉じ込めて、平将門を死に追いやるのである。その岩は、京都では将門岩としてよく知られている。朝廷の歴史上最大の危機は天台密教によって救われたのである。このことについては次のホームページに詳しく書いたので、それを是非読んで欲しい。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/masakado.pdf

さらに、菅原道真の怨霊自体も天台密教によって鎮められて、天神信仰が始まって今日に至っている。菅原道真の怨霊は御霊になった。人々が親しみを込めて尊崇する神となっているのである。怨霊が御霊に転化した信仰を御霊信仰という。御霊信仰が一般化するのは、空海から始まる真言密教に負うところが大きいが、その始まりは天台密教によって始まった天神信仰である。このことについても、私の書きた詳しいホームページがあるので是非次もじっくり読んで欲しい。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/tenjinsin.pdf

私は、靖国問題を考える時、御霊信仰に基づく新たな儀式が必要だと考えており、真言密教の協力も必要だが、天皇のために研ぎ澄まされてきた天台密教の呪力に深い関心を寄せている。御霊信仰については、いずれ機会を見て書きたいと思っている。乞うご期待!

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