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2014年1月10日 (金)

四天王寺(その1はじめに)

知られざる四天王寺

その1 はじめに

中沢新一の「大阪アースダイバー」(2012年10月、講談社)は優れた哲学書である。社会のあるべき姿について、その真実というか本質的なところを指し示しているからだ。

そもそも哲学とは、人間の本質を考えながら、社会のあり方についてもその本質を指し示すものでなければならない。 ほとんどの人は哲学を知らずに人生を生きている。私はそれで良いと思う。しかし、社会のリーダー的な立場にある人はそうはいかない。 特に政治家は、人間の本質を考えながら、社会のあり方についてもその本質を理解していないと、正しい政治活動はできないのではないか。それなりに自分の哲学を持っていて、できるだけ勉強を重ねながら自分の哲学に磨きをかけていく必要がある。哲学者の意見を聞く場合でも、それなりに勉強をしておかないとその人のいうことをきっちり理解することは難しい。 私は、政治家というようなトップリーダーでなくても、社会のあり方についてその本質が判っていれば、社会活動を行う上で随分役に立つことが少なくないと思う。それなりに社会的にリーダー的な立場にある人は、やはり政治家と同じように、それなりに自分の哲学を持っていて、できるだけ勉強を重ねながら自分の哲学に磨きをかけていく必要がある。

また、そういう社会的なリーダーでなくても、個人の生き方として、一般には哲学を勉強するということはないのだけれど、理想をいえば、やはり、それなりに自分の哲学を持っていて、できるだけ勉強を重ねながら自分の哲学に磨きをかけていく必要があるように思う。人それぞれ、死ぬときには安らかに死にたいだろう。死ぬ瞬間にどう思うか? 自分はそれなりにまじめに一生懸命やってきたと感じながら、神に認められていると実感でき、安らかに死に赴ことができれば最高だ。そのためには、日頃、自分のあるべき姿を考えながら、自分なりに一生懸命生きることが必要だ。明恵の「あるべきようは」の思想が指し示すものはそのことだと思う。

さて、上述したように、中沢新一の「大阪アースダイバー」は優れた哲学書であり、社会のあるべき姿について、その真実というか本質的なところを指し示している。したがって、少なくとも社会のトップリーダーである政治家は、この本を読んだ方が良い。しかし、この本で中沢新一が述べている「アポロン軸」とか「ディオニュソス軸」というのは、中沢新一は詳しい説明をしていないので、少し解説が必要のようだ。そこで後ほど私なりの解説を試みたいと思う。






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