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2014年1月16日 (木)

四天王寺(その7折口信夫の「身毒丸」1)

知られざる四天王寺

その7 折口信夫の「身毒丸」1

(1)折口信夫について
折口 信夫は、日本の民俗学者、国文学者、国語学者であり、釈迢空と号した詩人・歌人でもあった。 彼の成し遂げた研究は「折口学」と総称されている。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築いた。
私の最も尊敬する中沢新一がその著「古代から来た未来人・折口信夫」(2008年5月、筑摩書房)の中で、「柳田国男、折口信夫、南方熊楠(みなかたくまぐす)の三人の巨人の頭脳と心が生み出したものは、日本人に残されたもっとも貴重な宝物である。わたしはこの宝物をしっかりと護り未来に伝える水中の龍でありたい。」と述べている。さらに、中沢新一は、「折口信夫の思考と文章を通して、日本語というローカルなことばの全能力は開かれ、思考のことばが存在の根になまなましいほどの感触をもってふれる奇跡が実現されている。」とも述べている。「古代から来た未来人」という本のタイトルが指し示すように、折口信夫は、古代人の心を知る上で不可欠の人であると同時に、私たちが今後将来を生きていく上で大きな示唆を与えてくれる貴重な人である。
「身毒丸」が収められている折口信夫の著書には「死者の書」も収録されているが、私は、以前に、「死者の書」について少し書いたことがあるので、この際、ここで紹介しておきたい。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/yamatai05.pdf

なお、私は、中沢新一の書いたものから、折口信夫の基本的な考えのいくつかを取り上げて、多少の解説をしてきた。それらについても、この際、ここに紹介しておきたい。
「モノ」と「タマ」:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/4monotam.htm
冬祭りの哲学:http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/genji10.html
祟り(たたり):http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/tatari.html
摩多羅神(まだらしん):http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/eros12.pdf



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