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2013年7月26日 (金)

邪馬台国と古代史の最新 第9章

邪馬台国と古代史の最新

第9章 琵琶湖の霊力

私は、京都大学に入って一年目、瀬田川のボート部合宿所からあ宇治分校まで通学したことがある。恒例のボートの学部対抗戦に出るために、ボート部に仮入部していたのである。
毎朝、石山寺まで走り、帰ると腹筋背筋のトレーニングをした。午後、学校から帰ると瀬田川でボートを漕いだ。土日などゆっくりできる時は、皆でボートを漕いで琵琶湖に出て行った。琵琶湖に出ると、結構波が荒く、結構危険だなあと感じた。「比良八講」という言葉があるが、琵琶湖では三角波がたったりして小さな船は危険なのである。丹波方面から琵琶湖に向かって、比良山地の急斜面を駆け降りるように吹く北西の風の影響である。

夜は、酒を酌み交わし、皆で琵琶湖周航歌を歌った。
http://www.youtube.com/watch?v=1eqZunQStkQ 

「瑠璃の花園、珊瑚の宮、古き伝えの竹生島」。これからその竹生島の秘密を話したい。

竹生島は、神秘の島である。私は、京都育ちであるが、お茶は竹生島近くの湖水の水で点てるのが最高と聞いていた。琵琶湖は、古代湖である。竹生島近辺の湖底には、世界にそこしかいない貴重種がいくつか生息している。お茶に関連する水の伝承は、竹生島の秘密と無関係ではなかろう。琵琶湖周航歌の歌詞、「瑠璃の花園、珊瑚の宮」というのもそうだ。琵琶湖の湖底には竜宮があるのである。竹生島は、まさに神秘の島である。さあ、これからゆっくり神秘の島の秘密を話すとしよう。
私が竹生島の秘密というのは、弁天さんと能「竹生島」のことである。

私は、邪馬台国近江説の立場に立ってこの本を書いている。私が何故邪馬台国を近江だと考えるのか、その直接的な説明は次の章で行う。この章では、間接的に、仮説のまま、いくつかの話をしたいと思う。科学の世界では、通常、仮説を立ててさまざまな研究を行うが、さまざまな出来事がその仮説と矛盾なく説明できれば、その仮説の真実性が高まる。私が第9章で説明するいくつかの不思議な話の数はそれほど多くはないので、邪馬台国が近江だという私の仮説と矛盾なく説明できたとしても、私の仮説の真実性がそれほど高まるとは思わない。しかし、これからお話しするいくつかの話は、邪馬台国が近江かもしれないという気持ちを多少なりとも皆さんに持っていただけるかもしれない。それを期待しながら、秘密の話をいくつかするとしよう。

琵琶湖は、古来、歴史上大変大きな役割を果たしてきた。その基本は、水上交通の重要さにあったが、それはただ単に物資輸送の水路としての重要さだけではなく、人びとの精神面においても、大きな影響を与えたのである。
水上交通の重要さについては、例えば翡翠の道一つとっても容易に理解できるであろう。翡翠の道については、すでに第一章で述べたとおりであるので、ここでは省略するけれど、翡翠の道としての大動脈が琵琶湖の湖上を走っていたのである。

この章では、私は、琵琶湖が人びとの精神面に与えた重要さについても述べたいと思う。一つは「真珠」であり、あと一つは「弁天さん」である。

この第8章は、非常な情熱を持って書いた私の苦心作であり、是非、じっくり読んでいただければたいへん幸甚です。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/yamatai09.pdf

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