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2012年10月 9日 (火)

私の電子書籍「祈りの科学シリーズ(5)」第6章より

第6章 天皇制が危ない!

 マッカーサーの押しつけ憲法は当然根本的な改正を行なわなければならないが、第九条第一条はそのまま維持すれば良い。日本は、日本が 平和国家であることを「尊厳」をもって世界にアッピールしていけば良い。もう一つ「尊厳」をもって世界にアッピールすべきは、日本 は「空なる天皇」を戴いているということである。「空」とは空虚ではない。中沢新一やダライラマが言うように、「満ちている」のである。日本は、「空なる天皇」 を戴く、まさに世界のリー ダーにふさわしい「歴史と伝統文化」をもっている。

 昔から、天皇は、宮中の祭祀を最優先とされてきており、現在も天皇自らが祭典を行われ、御告文(おつげぶみ)を奏上される「大祭」が少なくない。
  
早朝に天皇が神嘉殿南庭で伊勢の神宮,山陵および四方の神々をご遙拝になる年中初の行事・元旦の四方拝、 年始に当たって皇位の大本と由来とを祝し,国 家国民の繁栄を三殿で祈られる祭典、一月三日の元始祭、 三殿で行われる年穀豊穣祈願の祭典、二月十七日の祈年祭、 神嘉殿の前で,皇族をはじめ国民の ために行われるお祓いの行事、六月三十日及び十二月三十一日の大祓、 天皇が,神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって,神恩を感謝された 後,陛下自らもお召し上がりになる祭典・十一月二十三日の新嘗祭(にいなめさい)などはつとに有名だが、その他にも大事な「大祭」が少なくない。 その他に、掌典長が祭典を行い,天皇がご拝礼になる「小祭」や「旬祭」もたくさんある。

 宮中祭祀は、「天皇が私的に行なう儀式」ではあるが、それらは全て日本国民統合の象徴である天皇の最大のお仕事であるのだと思う。未来永劫、継承されていかなければならないと私は思う。

 戦後、 旧皇室祭祀令が廃止された際、宮内庁は、内部通牒を出し、引き続き宮中祭祀を旧皇室祭祀令に準じて実施することを確認している。現在の宮中祭祀も旧皇室祭祀令に基づいて行われているが、この慣例を早急に改める必要があるのではないか?

 今の慣例では、三殿に昇殿できるのは、皇太子までであり、秋篠宮文仁親王は昇殿できない。これでは、皇太子が天皇になられた時、秋篠宮文仁親王は、皇位継承順位第一位であるにも拘わらず、皇太子ではないので、三殿に昇殿できないという状態が続く訳で、宮中祭祀が途絶える虞れが生じてくる。
 私が「天皇制が危ない!」と叫ぶのはこのことである。

 もちろん、新しい天皇の御遺志で、皇位継承順位第一位である秋篠宮文仁親王が、皇太子でなくても昇殿できるように今の慣例を改めることはできるかと思うが、今の皇室は常に国民の世論を気にかけておられるので、私たち国民は、皇室が安心して今の慣例を改めることができるようして差し上げる必要があるかと考える次第である。
 私たち国民の世論によって、宮中祭祀が途絶えないよう、 掌典長が然るべき上奏をすることが肝要かと思う。
 その上奏を誰に行なうのか、またいつ行なうのかは、或は内容についても、すべて掌典長の判断に任せるのが良いと思うが、ともかく今は、私たち国民がこぞって宮中祭祀が未来永劫続くことを願っている、そのことを掌典長にアッピールする必要があるのではないか?

 天皇及び皇室のいやさかを心からお祈りする。 ここでは、伝統の宮中祭祀が途絶えないよう、当面の心配ごとを申し述べさしていただいたが、 「祈りの科学」シリーズ(4)の第7章において述べたとおり、私は、「野生の思考」と「祈り」をキーワードに、日本のあり方、地域のあり方をいろいろと考えており、宮中の行事についても今後のあり方を提案させていただいた。天皇と「農」や「野生の思考」とのインターフェースが必要だということである。


私の電子書籍「祈りの科学シリーズ(5)」は、電子書籍ショップで購入していただけると誠にありがたいのですが・・・。
http://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-27435-9-124989X.html

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