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2011年5月17日 (火)

100匹目の猿現象とは?

近々発行予定の私の本の原稿

リズム人類学のすすめ<100匹目の猿>が100匹・・SNS(ソーシャルネットワークシステム)の不思議!

1、今回の東日本大震災は哲学的にどういう意味を持っているのか?・・・地球進化論

まずは、今西進化論の勉強から始めよう!

今日は4月16日,東日本大震災が発生し,はやひと月が過ぎた。未曾有の国難を乗り越えていくには,従前の価値観に基づいていたのではダメで,私は,何と してもパラダイムの転換を図らなければならないと考えている。私は,既に,世界文明の行き詰まりを打開するために,パラダイムの転換が必要であると考え, 数々の思索を重ねてきた。しかし,未曾有の国難に直面した今,今までの思索に足らない部分がある思い,目下,それを勉強中である。学者でもない私がやるこ とだから,お恥ずかしい限りだが,逐次,私の考えを申し述べていきたい。
問題は,「今回の東日本大震災は哲学的にどういう意味を持っているのか?」という問題である。これは「今回の東日本大震災が日本で発生したのは哲学的にど ういう意味を持っているのか?」と言い換えても良い。先に答えを言ってしまえば,やはり「天の声」というものがあって,その声に日本人は応えなければなら ない・・・ということなのだが,はたしてそれを科学的に説明し切ることができるのか?私は,前代未聞の「考案」を自分自身に課しているのだが,さあこれか ら・・・私の挑戦を始めたいと思う。

まず最初は,人類の進化についての科学的な問題を取り上げ,そこを出発点として私の思索を続けていきたいと思う。

人類の進化論は,今西錦司の「棲み分け論」が正しくて,ダーウィンの進化論は間違いであることは,既にいろんな人が書いているし,私も少々書いてきたので,ここではそれに触れない。問題は、今西錦司の「棲み分け論」には科学的な説明の補足が必要であるという点にある。

ご承知のとおり,今西錦司は,「進化とは、種社会の棲み分けの密度化であり、個体から始まるのではなく、種社会を構成している種個体の全体が、変わるべき ときがきたら、皆一斉に変わるのである」と言っているが、何故そうなるのか?今西錦司はいっさいそのことに答えを出していない。私は,その答えを出そうと している。それには最新の科学を余程勉強しないとダメで,これからその勉強をしていく訳だが,先に答えを言ってしまえば,「100匹目の猿現象」と同じ現 象であるということだ。この「100匹目の猿現象」についての科学的な説明は追々勉強するとして,ここでは「100匹目の猿現象」という現象がどういう現 象であるのか,その説明をしておきたい。「脳と波動の法則・・宇宙との共鳴が意識を創る」(浜野恵一、1997年3月,PHP研究所)からの引用である。
宮崎県の南部の海上に幸島(こうじま)という無人島がある。そこには数十匹の野生の日本猿が,以前から生息していた。独創的な「棲み分け理論に基づく今西 進化論」で世界的に著名な生物学者,今西錦司京都大学教授が主宰する同大学の動物学教室では,1952年にこの幸島の野生猿の生態研究のために,餌付けを 開始した。このフィールドワークには今西教授の門下生である徳田喜三郎,伊谷純一郎両博士が責任者となり,京都大学の動物教室の若い研究者たちがそれに従 事した。

幸島に生息する野生の猿に,研究者たちがこれまでの猿たちの食物であった植物の芽や,つぼみ、果実といった自然のものに替えて,新しく餌付けのためのサツ マイモを与え始めた。最初に専従者たちが予想していたより容易に,このサツマイモの餌付けは成功した。この島の野生猿たちは,意外とこのサツマイモを気に 入ったようであった。しかし、これらのサツマイモには、砂や泥が付いて汚れたものがかなりあったので、猿たちはそれらを嫌って残すことがあった。
そのような状況下である日突然,群れの中の生後18ヶ月の若い雌猿が,そのイモを海辺に持っていき,海水に浸けて洗って食べることを思いついた。塩味が付 いたイモは、若い雌猿にとってこれまでにない美味なものであったろう。しかも海水に浸けることで、砂や泥の汚れも取れるという利点がある。早速この雌猿 は、母親にイモを洗うことを教えた。やがてその食習慣は他の猿にも、非常にゆっくり伝播していった。ここまではごく当たり前の現象である。私たちの社会の 中にも見られるように、新しい習慣を頑なに拒絶する猿もいたのである。現在では「100匹目の猿効果」といわれている、奇妙な現象が生じたのは、サツマイ モの餌になって6年目のことであった。
餌付けを開始して6年たった1958年の秋には。この島の5歳未満の猿は、この新しい食習慣を全員身につけていた。しかし、5歳以上の猿には、そのような食習慣は依然として、まだ認められなかった。不可解なことが起ったのはその時である。

生物学者のワトソンは既述の自著の中で、話を進める都合上、便宜的にいま述べた1958年秋の状態では、新しい食習慣を獲得していた猿は、99匹だったと して、この異変現象を説明している。ある日、そこにはもう一匹、年長の猿群の中から改宗者が加わった。この100匹目の猿の加入によって、あたかも臨界量 を突破したかのように、その日の夕食時にはほとんど全部の猿が、イモを洗って食べるようになったのである。さらに、もっと驚くべきことが同時に起った。海 を隔てられている別の無人島の野生猿のコロニーにも、本州の高崎山のコロニーにも、このサツマイモを洗う食習慣が自然発生したのである。後にこれは 「100匹目の猿効果」と呼ばれるようになり、いまでは猿以外のものにも、同様な現象例の認められることが、他の科学者によって指摘されている。

以上ですが、不思議なことが現実にあるものですね。それでは次にこのような不思議な現象について、いくつか紹介することにしましょう!次回乞うご期待!

なお、今西錦司は、「プロとアイデンティティ」という極めて重要な概念を提案し、「直感」ということの重要性を述べているが、それらの科学的な説明は、私の地球進化論を勉強していく過程において逐次していくことのなるので、それも乞うご期待!

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