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2011年5月17日 (火)

<100匹目の猿>が100匹

<100匹目の猿>が100匹
ノート1とノート2で書いた不思議な話を科学的にどう説明すれば良いのか?
私はいろいろな最新科学の本を勉強しながら考えました。最新科学の成果を一般の人にどう解説するか?
まあ,私なりに分かり易い本を書いてみようと思いできた原稿が,リズム人類学「<100匹目の猿>が100匹」・・・ソーシャルネットワークシステム(SNS)の不思議、 というものです。
原稿を書き上げた段階で,まだ出版の運びになっていませんが,今,日本は東日本大震災によって未曾有の国難に直面しており、日本が急いでパラダイムの転換をしなければならないことを思うと,私の哲学や思想を一日も早く世に出したいと考えました。
そこで全体の原稿の中から,とりあえず急いで申し上げるべき事柄を・・・facebookの岩井國臣ノートに公表することにしました。
ノート3は,この原稿のいちばん最初の部分(はじめに)です。以下の通りです。

はじめに
私 は,広島で建設省中国地方建設局長をしていたときに,地域づくりの実践活動をやりながら,「哲学の道研究会」という組織をつくって、哲学の道にのめり込ん でいった。河川局長を辞めて,河川環境管理財団の理事長時代にも全国総合開発計画の見直しに当たって,小論文を書くなり,平和な国づくりについていろいろ 思索を重ねてきた。そして参議院時代に上梓した「劇場国家にっぽん」に引き続いて,中沢新一の著作を読みながらずっと「哲学の道」を歩いてきた。
そ の後,参議院議員を引退してからも,景観哲学の勉強をしたり,ジョン・グレイの政治哲学を勉強したり,サンデルの「正義論」を勉強したり,柄 谷行人の「トランスクリティーク」や「世界史の構造」を勉強したり,エンデの思想を勉強したり,「尊厳」や「祭りの魔術化」について、あるいは「地域コ ミュニティの哲学」や「地域通貨の哲学と実践」について書くなどいろいろ勉強を重ねてきた。その間,中沢新一の著書はすべて勉強してしてきている。そし て,今後,日本は世界の文明を変える力を発揮するだろう確信を持つようになったのである。
仕事の関係で親しい友人広岡聖二君の友人で中村恵 子という素晴らしい女性と知り合って,「これからはiPhoneの時代。志を持って,ふるさとの親善大使を勤めることのできる・・・スマートガールという 若い女性のネットワークを広げたい。岩井さんの哲学をもっとわかりやすく語って欲しい。」という申し出を受けた。彼女は中沢新一のファンだそうである。私 も私の哲学や思想を広めることは願ったり叶ったりであるので、それじゃあ一緒にやろうということになって,準備を始めたのである。ブログやtwitter やfacebook、そしてスマートフォーンなどを駆使しての「バズブロ(口コミ放送局)」を作る目処がおおむねついた。もちろん,中村さんや広岡君以外 にも素晴らしい仲間の尽力があってのことである。その矢先に東日本大震災が発生した。
今回の大震災は津波被害はいうに及ばず福島電発の放射 能汚染の被害も重なって,まさに未曾有の国難である。私は,戦後の国難よりはるかに困難な事態であると考えている。戦後の復興に当たっては,アメリカとい う国の指導があったし,また国が目指すべき方向もはっきりしていたのではなかったかと思う。しかし今回は違う。世界のどこにもないまったく新しい価値観で 立ち向かわなければならないのである。パラダイムの転換が不可欠であると思う。
パダイムシフト,そこにはもちろん哲学に裏打ちされた思想が 必要だ。地域づくり,国づくりについても,今までにない方法で人々に希望と勇気を与えながら,国民みんなが力を合わせてこの国難に立ち向かうことが何より 大事なことだ。私は今こそ,「平和な国づくり」に邁進することが肝要だと考えた。平和の哲学,今こそ実践すべき時だ。そう考えると,今までの私の哲学や思 想では何かが欠けているのではないか・・と思わざるを得ない。

そこで私は,中村さんのお話を聞きながら,リズムの勉強をど うしてもしなければならないと思ったのである。今まで勉強してきたものに,「リズム(波動)の摩訶不思議な力」を科学的に説明する論理を加味できれば,今 までの私の哲学も・・・、もっと説得力を持って若い人に話ができるのではないか。そう考えて今回の出版となった。この本の狙いは,「平和国家の原理は何 か?」、「日本は今後どうなるのか? あるいはどうあるべきなのか?」を私なりの言葉で語るところにある。全体を通じてのキーワードは「リズム」と「祈 り」だ。

さて,私はこの本を上梓するにあたって,生命の不思議,地球の不思議,宇宙の不思議に関するすべての著書を読ん だ。結構な数である。しかし,ここでそれらを紹介することは枚数からしても不可能、またあまりいろんなことを書くと若い人に理解してもらえないであろう。 そこで私は,このシリーズでは,私の科学的な説明に直接関係のない著書はすべて無視することにした。かの有名はラブロックの「ガイヤ説」、日本の誇る先進 的な学者・松井孝典の「地球進化論」などなど必見の書は少なくないが,私の論理展開とは無関係であるという理由でここにいっさい登場していない。他意はな いので是非皆さんのご理解をお願いしたい。

<100匹目の猿>とは、このあと第1章の第1節から第7節までを読んでいただ ければ,ご理解いただけると思うが,新しい取り組みに同調する古手というような意味合いのものである。社会が変わっていくためには,ともかく若手の新しい 取り組みが始まるものだが、次にそれに同調する実力者が一人は出てこないといけない。しかし,国家というような大きな社会を考えた時,いつかのグループが あるのでグループごとに理解ある古手が出てこないといけない。若者だけで改革はできない。どうしても理解ある古手が必要だ。理解ある古手は多ければ多いほ ど良い。それを私は「<100匹目の猿>が100匹」と表現した。100匹目の猿が出るだけでは不十分であって,100匹目の猿が100匹でないと十分で はないのである。「<100匹目の猿>が100匹」というタイトルをつけた私の心情をご理解いただければ望外の喜びである。

私が出版しようとしている本の狙いは,「平和の原理は何か?」ということと、「これから日本どうなるのか? また,どうあるべきなのか?」ということです。

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