ふたたび「里山」について・・・里山の復活・・・
私は前に,「里山のあり方・・・焼畑農業と低林化・・・」と題した小文
を書いたが,
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/jyomoya4.html
その中の肝心の部分をここに再掲した上で,第6次産業との関連を意識しながら私の「里山論」を展開したいと思う。
里山と低林と奥山,これらは峻別しながら,流域圏構想の中でこれからの管理のあり方を考えねばならぬ。ここで管理とは,私たちが河川管理というときの管理と同じであって,通常の維持管理のほかに改修を含む。林野庁にはこの改修という観念が薄いのではないか。山は,里山にしても低林にしても奥山にしても本来の山に作り替えなければならない。改修だ。今日ここでは,里山の改修について考えよう。まずは四手井さんの言っておられることに耳を傾けよう。四手井さんは,上記の本の中で,次のように言っておられる。すなわち、
『 今や里山は,農用林としてはほとんど無用のものになってしまった。田に柴を踏み込むこともなければ,下水や落ち葉から堆肥を作り田畑に入れることもない。木灰を最有力なカリ肥料として、灰小屋に蓄え,適時施用することもない。あれだけ農家と密な関係を保っていた農業専用の森林地帯が,農家から無用のものと決めつけられるようになった。中略。科学の進歩は,堆肥という有機肥料を無用のものにし,誰も里山からの堆肥を作ろうとしなくなった。中略。今は,堆肥の給源も森林以外に求められる。一方で,里山そのものが,利用の停止後すっかり変貌してしまった。最大の原因は,戦後日本に侵入したと思われるマツノザイセンチュウ(材線虫)がおこす松枯れ病によるマツの集団枯死であった。中略。里山の各所に点在していたモウソウチク・ハチク・マダケなどの竹林が,やはり利用されなくなったために,四方に地下茎を伸ばして拡大を始め,周囲の里山林を浸食しつつある。中略。タケの問題はさておき,日本に大きな面積を占める里山のすべてを,自然の遷移法則である照葉樹林化を防ぎ,特有の景観と生物群を保存しようとするなら,おそらく低林として管理し,薪炭林ないしそれに代わるバイオマスエネルギー源として利用していくほかはないだろう。木をそのまま、あるいは燃やしやすい加工燃料として発電する試みが提唱され、研究が進んでいるが,木の燃費などの検討がもっと必要ではないだろうか。私は,里山林の大規模利用については,かなり懐疑的である。スエーデンの田舎で,谷の水を利用して,小さな水車で自家用電力を作り,あまりのあるときは製材をしたり粉を挽いたりしているのを見たが,これなどは、ちょっとした里山の良い利用法だと思った。要するに,里山の利用は,大々的なものではなく、考えられるのはもっと慎ましいものだ。
わが国には,まだ焼畑農業をやっているところがあるし,近年,福島県昭和村でも焼畑農業が始まったと聞いている。来る2008年11月16日には,福島県温海温泉で第2回目の焼畑サミットが開催される。私は,里山における焼畑農業はたいへん面白いと思う。第6次産業における一つの目玉・観光農業として是非普及させたいものだ。』
再掲部分は以上であるが,四手井綱英さんが仰っているとおり、里山の利用というものは大規模のものでなくもっと慎ましいものであろう。機械化による大規模利用ではなく,人力による小規模な利用が基本ということだ。
私は,過疎地域の農業は有機農業でなければならないと考えているが、過疎地域における有機農業の展開の中で,里山の復活は当然あり得る。先に述べたように,これからは魚や肉は手に入りにくくなり、野菜の時代がやってくる。それも健康と味を重視した高級野菜のニーズが高まるので,その点,過疎地域の有機農業は極めて有望である。問題は人手である。有機農業にしても里山の利用にしても,非常に手間ひまがかかる。現在は、人件費の関係で採算に合わないのであるが,今後は、ボランティア活動によって人件費の削減が図れるので採算が合うようになる。ボランティ活動のお陰で十分手間ひまをかけることができるようになる。
ボランティ活動,それは贈与行為ということだが,これからあるべき贈与経済社会では地域通貨が回帰的威信財として流通している、今私はそういうものを前提に話をしている。回帰的威信財については次のページを見て欲しい。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/6jisan13.html
私は,有機農業における堆肥は,昔そうであったように,やはり里山の利用が本筋だと考える。植物の生育に不可欠な養分として、炭素,酸素,水素,窒素,リン,カリウム,カルシウム,マグネシウム,イオウ,塩素,マンガン,亜鉛,鉄,ホウ素,銅,モリブデン,ニッケルの17種の元素が知られ,必須元素と呼ばれている。このうち化学肥料で施用するのは,主として、窒素,リン,カリウムの三要素であり,他はほとんど補給されない。それに化学肥料にはアミノ酸などの有機栄養分は含まれていない。これでは健康に良くかつ味の良い高級野菜は作れないのではないか。里山の植物にはそれら植物に必要な元素の全てとアミノ酸などの有機栄養分が含まれているので,それらをを堆肥の原料として使えば,その堆肥には必須元素が全てとアミノ酸などの有機栄養分が含まれていることになる。私は,有機農業にはやはり里山がいちばん必要とされているのではないかと考えている。
これからは野菜の時代である。これからは健康に良くかつ味の良い高級野菜を楽しむ時代である。ということは、有機農業の時代であり、里山復活の時代でもある。
なお,高級野菜について,皆さん方にこの際特に注目して欲しいのは、日本の中小企業によって,最近ものすごい技術が開発されたということである。アビーの開発したCAS技術のことである。
http://www.innovative.jp/interview/2006/0705.php
肉も魚も加工済み食品も、その新鮮さや旨みを逃さずに、何年もの間保存が可能になったのだからすごいではないか。
日本の高級野菜が世界に売れる時代になった。過疎地域の第6次産業の前途は,有機農業の復活及び里山復活の復活によって非常に明るいものがある。


【自治タイムス】三嶋孝治【建設グラフ】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1222583446/
101 :非公開@個人情報保護のため:2008/12/26(金) 01:50:25
今やバカ孝治三嶋も
自己援護と自作自演だらけの屑に成り下がりました
…もともとそれしか能がない奴だけどw
102 :非公開@個人情報保護のため:2008/12/26(金) 19:23:00
今日は岩井ブログに貼り付けるネタ満載だな
103 :非公開@個人情報保護のため:2008/12/31(水) 11:07:56
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投稿: 上司からお咎めを受けながらも2ちゃんねるに24時間貼り付いている三嶋孝治さん(自治タイムス社) | 2009年1月 1日 (木) 18時00分
【三嶋孝治】建設グラフ【自治タイムス】
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/build/1231046557/l50
投稿: 2ちゃんねるで岩井國臣元議員を卑劣に叩いていた三嶋孝治 | 2009年1月 8日 (木) 04時05分